マドンナに胸ポロされた少女、再び母親とコンサートに
17日にオーストラリアのブリスベンで行われたコンサートの最中に、舞台でマドンナから突然黒いコルセットタイプのトップスを引っ張られ、観客の前で左乳房が露出させられてしまった17歳の少女が、再び母親を連れてコンサートに出向いたというから驚きだ。
昨今では遅刻や泥酔など話題に事欠かないマドンナはこの日、17歳の少女ジョセフィーヌ・ジョルジオウを舞台に上げ、「彼女ってお尻を叩きたくなるタイプの女の子よね」と言うと、突然彼女の着ていたトップスを引っ張ったため、左胸が露出。するとマドンナは、「あら、ごめんなさい。これはセクシャルハラスメントよね。もしやりたいなら私に同じことをしていいわよ」と謝罪したそうだが、この少女は怒らず、仕返しもせず、マドンナとハグをして舞台を降りたという。
この様子を捉えたビデオや映像が世界中のメディアで公開されてしまったジョセフィーヌは、さらし者にされた少女として同情を浴びるとともに、「なんて寛大な女の子なの」とその神対応に称賛の声も挙がっていた。しかし翌日のコンサートには、母親まで同伴させていたとか。
マドンナは「マテリアル・ガール」を熱唱した後に客席に下りると、「お母さんと一緒なの?ハイ!お母さん。胸の大きなタトゥーを見て!何のタトゥーかしら?あら、それってあの晩、私が引っ張ったトップスよね。あれはアクシデントだったんだけどね。もし私が、今お母さんが着ているのを引っ張っても胸ポロにならないわね。お母さんのを着ていたから、あなたにはちょっと大きかったのね。でも私は代償を支払わなければならないわ。それはとても美しい代償よ。美しい母親と娘にね。ところで、あなたは何をやっている人なの?バリスタ(バールのカウンターでコーヒー類を淹れる職業)って弁護士のこと?」と語ったとミラー紙が伝えている。
このできすぎとも言える会話には、「マドンナは、あくまでもアクシデントだったことを証明するために招待したのだろう」ともっぱらの噂だが、ジョセフィーヌは地元紙のインタビューで「辱められたかどうかは、私が決めること。なんで皆は、私が自分の胸や乳首や身体が辱められたって思うのかしら?とても楽しい出来事だったのよ。驚いたように見えたのは、自分がマドンナと同じステージに立っていたからよ」と語っており、訴えるどころかその瞬間を楽しんでいたようだ。
ジョセフィーヌはモデル志望と言われており、マドンナの言う“代償”として、今回の一件で注目を浴びたことでモデルへの道を掴んだ可能性もあり、彼女にとっては本当にラッキーだったのかもしれない。【NY在住/JUNKO】