二宮和也の死神も話題に!『暗殺教室』が前作を上回る好発進
学生たちは春休みに入ったこの週末。3月26日・27日の週末ランキングは、人気シリーズの完結編となる『暗殺教室~卒業編~』が前作を大きく上回る数字を記録し、1位スタートを決めた。
中学校の落ちこぼれクラスの担任となった謎のタコ型超生物“殺せんせー”と生徒たちのユニークな交流を描く本作。全国319スクリーンで公開されると、土日2日間で動員54万4641人、興収6億3919万3900円を記録。昨年3月に公開された前作の初週成績(動員35万0900人、興収4億1078万8100円)を超えるなど、前作の最終興収27.7億円を上回っただけでなく、40億円以上も狙えるスタートとなった。
3位にはDCコミックス2大ヒーローの激突で話題を呼んだ『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』がランクイン。全国717スクリーンで公開されると、土日2日間で動員23万1377人、興収3億7125万4400円を記録。世界同時公開の本作はオープニング3日間での全世界興収が『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を上回ったほか、全米ではこれまで『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が持っていた配給先のワーナー・ブラザースの歴代No.1スタート記録を塗り替えた。
4位には藤岡弘、が45年ぶりに仮面ライダーを演じ、現在放送中の仮面ライダーゴーストと共演する『仮面ライダー1号』が登場。全国307スクリーンで公開され、土日2日間で動員12万3702人、興収1億5529万500円とこちらも好記録となった。夏だけでなく、春の劇場版もすでに恒例となっているだけに、来年春の新作公開にも期待したい。
『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』はV4を逃したものの、2位と好推移を続けている。他作品の数字次第では再び首位獲得もありそうだ。【トライワークス】