ラドクリフ自信!「キスシーンはとてもうまくいった」
いよいよ7月15日(水)、全世界待望の大人気ファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズ第6章『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が、日米同時公開される。最終章である7章へ向かい、クライマックスに突入していく本作の見どころを、主人公ハリーに扮するダニエル・ラドクリフがたっぷり語ってくれた。
まずは、ズバリ、本作の一番の見せ場を聞くと、「僕自身は、ダンブルドア先生とスラグホーン先生(新キャラクター)とのシーンが、やっていて最高だったよ。最終的にどのようにそのシーンが出てくるのかは、まだ僕もわからないけど、とてもやりがいがあったんだ」と、興奮気味に語ってくれた。
本作では、ついに人間界をも攻撃し始めたボルデモートに立ち向かうべく、ダンブルドア校長とハリーが“過去”に向かい、ボルデモートの弱点を探るのだが、そこでボルデモートの不幸な生い立ちが明らかになるのだ。また、ボルデモートの脅威によって不穏な空気が立ち込めるホグワーツでは、それと相反してロマンスがあちこちで開花。ハリーも本作で、2度目のキスを披露する。
「キスシーンはとてもうまくいったよ。お互いプロだから、学生みたいにクスクス笑ったりせず、全く問題なかったよ」とのこと。ダニエルお墨付きのキスシーンとそのお相手は、映画を観てからのお楽しみで!
今回、前作に引き続きデビッド・イェーツが監督を務めているが、これはダニエル始めキャスト・スタッフが望んでいたことだと言う。
「彼と仕事をするのは大好きだよ。僕が彼とどれほど一緒に仕事をしたがっていたかは、皆知っていると思う。だから、今回も彼が戻ってきてくれてとても嬉しかったし、前作で築いた関係をさらに強化することができて最高なんだ!」
最終章となる7章もデビッド・イェーツ監督に決まり、最終章に向けてスタッフ・キャストがますます一丸となっていることだろう。
2001年に公開された第1章『ハリー・ポッターと賢者の石』から、2011年の夏公開となる最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 後編』までの約10年間、文字通りハリー・ポッターと共に成長してきたダニエル。次作でやり終える胸中を聞いてみると、
「全てが終わったら、もちろんとても寂しく思うだろうね。このシリーズは僕のティーンエイジャーとしての青春時代そのものだったからね。その間に楽しいこともそうでないことも含め、様々な出来事が起こったし、シリーズが終わったからといってそれらが変わるわけではないけど、全てが終わったらきっと、初めて大人になったような気分に浸れるのかもしれないね」と、語ってくれた。
最終章へ向けてダニエル始め、キャスト・スタッフ、そしてファンの熱い想いが詰まった本作は、アクション、ロマンス、そして最後に待ち受ける悲劇……と、見どころ満載。ダニエルご自慢のキスシーンも含めて、ぜひ劇場でチェックしてみて!【MovieWalker/石崎美智】
7月15日(水)丸の内ピカデリーほか日米同時公開