ラブラブなエマがハーマイオニーの恋愛にダメ出し

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ラブラブなエマがハーマイオニーの恋愛にダメ出し

「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニー役を演じ、毎回めきめきと美しく成長する姿を見せてくれるエマ・ワトソン。7月15日(水)公開の第6章『ハリー・ポッターと謎のプリンス』では、いつもの冷静沈着な優等生とはうって変わり、恋の嫉妬に燃え上がり葛藤する“年頃の女の子”な役所を演じたエマを直撃!

「本作はこれまで以上におもしろおかしく、ロマンティック・コメディみたいな感じだから、きっとみんなに気に入ってもらえると思うわ。もちろんシリアスな部分もあるけれど、面白い側面もあるから、私もとっても楽しいの」と、エマが語るように、本作はシリーズ史上最もロマンスの要素が強い作品となっている。

ヴォルデモートの魔の手が人間界にも迫る中、ホグワーツでは恋の病が大流行! ハーマイオニーが想いを寄せるロンは、ハーマイオニーとは正反対のきゃぴきゃぴ女子に言い寄られるわ、“魔法のチョコ”の魔力でまたまた別の女の子にお熱を上げるわと、ハーマイオニーにとっては全然面白くない状況となるのだ。

そんなロンとハーマイオニーの関係をエマに聞くと、「ロンは怠けてばかりでのんびりしていてハーマイオニーとは正反対の性格だから、彼女は惹かれるところがあるのよ。でも、ロンは彼女が傷つくことやバカなことを平気で言ったりするの。正直言って、自分のことを大事にしてくれない人に惚れ込んだりするのって良くないと思うわ。もっと彼女にぞっこんなタイプを好きになれば一番いいんだけれど、たいてい簡単には一緒になれない人を好きになるから皮肉なものよね」と、大人な意見。ロケ現場で恋人と熱いキスを交わしている写真をパパラッチされたりと、恋の噂が絶えないエマだけに、ハーマイオニーよりもロマンスに関しては数段上手のようだ。

このシリーズを通して、ハーマイオニーと共に女優として成長してきたエマは多くのものを得たと振り返る。

「女優という役割についてより自信が持てるようになったわ。現場や環境に慣れ、特殊効果や動物の扱いや技術面についても理解を深め、女優として前進していると思う。また、いろんな国を旅して、様々な国の文化に触れ、たくさんの人にも会ってきたことで、知識が豊富になり視野が広がったのは素晴らしいことだわ。こんな素晴らしい機会を与えてもらえたのは、とてもエキサイティングだと感じているの」

プライベートではシャネルの洋服を好んで着ていたり、バーバリーの2009年の秋冬モデルのイメージキャラクターに選ばれたりと、ファッション・アイコンとしても注目されるエマに、好きなブランドを聞くと、「たくさんありすぎて困っちゃうわ! ルエラやミュウミュウ、ダナ・キャラン、バーバリー。カジュアルなものはH&Mやトップショップも好きよ。きりがないからこれくらいでやめておくわ(笑)」と、キュートな笑顔を見せてくれた。

女優としても女性としても、ますます輝きを放つエマ・ワトソン。今後、女優としてどんな顔を見せてくれるのか楽しみだ。【MovieWalker/石崎美智】

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