キスシーンを控えナーバスな「ハリポタ」ロンを直撃!
7月15日(水)に日米同時公開される、シリーズ第6章『ハリー・ポッターと謎のプリンス』。本作で一番“おいしい”役どころは、ルパート・グリント演じるロンだろう。
なんと、今回はロンにラベンダーという彼女ができるのだ。そして、いよいよロンにもキスシーンがお目見え。そんなルパートを、本作の撮影中に直撃取材すると、「ちょうど明日、キスシーンの撮影なんだ」とのこと。
緊張してるか聞くと、「ちょっと緊張しているよ。『ドライビング・レッスン』(06・日本未公開)という映画でキスシーンは経験済みなんだけど、バツが悪いものだね。クルーが皆見ているから、恥ずかしいんだ。ラベンダー役のジェシー(・ケイブ)はとてもいい子だから、大丈夫だけど」と、苦笑い。
「キスシーン以外では、クィディッチのシーンがロンの見せ場だね。これまではほうきにまたがってプレーする機会がなかったんだ。本作でようやくできるからとても楽しみだよ。ここ数週間はトランポリンを使って訓練してるよ」とのこと。クィディッチに恋に大活躍のロンの勇姿にご注目!
すでに原作の最終巻を読み終えているというルパート。「とても読みごたえがあったし、いい映画ができるに違いないと思う。今から楽しみだよ」と語る反面、長い間演じてきたロンという役から離れることに寂しさもあると言う。
「この作品は僕の人生でとても大きな部分を占めてきたものだし、毎年、年に一度撮影があって恒例となっていたわけだから、とても悲しい気持ちになるだろうね。全てが終わったら不思議な感じなんだろうな。でも、ここ数年ずっと楽しかったから、今後もぜひ演技を続けていきたいね」
最後に、シリーズを通して一番楽しかった撮影と一番辛かった撮影を聞いてみた。
「どの作品もそれぞれとても楽しかったよ。最初の数作品は、僕自身演技が初めてだったこともあって、何もかもが珍しくてわくわくしていたし。2作目(『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02))での空飛ぶ車のシーンは特に楽しかったな。前作は難しい撮影だったね。予言の間でのシーンは、全てグリーンスクリーンで周りには何もない所で想像しながら演じないといけなかったから。そうは言っても、前作もとても楽しかったよ」
忙しい撮影の合間をぬっての取材にも、とても親切に応じてくれたルパート。その優しい顔立ちと、それに似つかわしくない鍛え上げられた肉体はトランポリン訓練の賜物!? 本作では恋にクィディッチに奮闘するロンの姿に新たなファンが増えるかも!【MovieWalker/石崎美智】
7月15日(水)丸の内ピカデリーほか日米同時公開