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新海誠監督の新作『君の名は。』映画音楽はRADWIMPSが担当!

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新海誠監督の新作『君の名は。』映画音楽はRADWIMPSが担当!

『秒速5センチメートル』(07)、『言の葉の庭』(13)などで知られるアニメーション映画監督・新海誠の最新作『君の名は。』の公開日が8月26日(金)に決定。さらに、本作の音楽を人気ロックバンドRADWIMPSが制作することが明らかになった。

新海誠監督(写真左)とRADWIMPS
新海誠監督(写真左)とRADWIMPS

RADWIMPSのボーカル野田洋次郎と新海監督の出会いは2年前。曲を聞いた上で作りたいシーンがいくつかあるという新海監督からの要望を受け、製作初期からデモ曲をやり取りし、プロット段階から作品に携わってきたという。新海監督といえば、ボーカル楽曲を劇中で印象的に使う名手としても名高いが、本作でも大切な場面でRADWIMPSの書き下ろしたボーカル曲が、新曲「前前前世」(ぜんぜんぜんせ)を含め複数使用されているとのことだ。またボーカル曲だけでなく、20曲以上の劇中音楽全てを制作しており、RADWIMPSとしても初めての試みとなっているという。

新海監督は、「誰に音楽をやってほしいかと問われた時、実現の可能性を考えもせずRADWIMPSが好きだと答えました。その後、洋次郎さんにお会いする機会に恵まれ、正式に一緒にやろうと決まった時から今のこの瞬間まで、ずっと夢を見ているように幸せです。最初の1曲として『前前前世』を受け取ったのはもう1年以上も前ですが、その日の天気も興奮も覚えています。部屋に座ったままではとても聴けず、外に出て歩きながら聴き、雨が降ってきても繰り返し聴き続けました。まさに映画に捧げられた曲で、胸が詰まりました。『君の名は。』は、台詞、楽曲、野田さんの声など音の主役がシーンの中でどんどん移り変わっていくような、新しい感覚のアニメーション映画になるはずです」と、今回のコラボレーションについて熱い思いを語っている。

【写真を見る】新海監督は「RADWIMPSの作り出す楽曲群は10年前から常に新しく、音楽の最前線です」と絶賛
【写真を見る】新海監督は「RADWIMPSの作り出す楽曲群は10年前から常に新しく、音楽の最前線です」と絶賛

RADWIMPSは、「映画と、僕たちの音楽が掛け合わさることがあるとしたら――それは単純にオファーを受けて主題歌を作るという関係でないものでありたいと、漠然と思っていました。お互いの領域にオーバーラップし、響き合い、結びつき、共に冒険ができるようなものであったら、素敵だなぁと思っていました。今回の『君の名は。』という作品と僕たちRADWIMPSは間違いなくそういう関係にあったように思います」とコメント。「おそらくすべてのシーンの、すべての台詞が今は言えると思います」と、『君の名は。』の世界に強く惹かれたことも明かし、「この作品に携われたことを光栄に思うと共に、皆さんの人生に寄り添い、心の中にずっと残っていく作品になるよう最後まで心を研ぎすまして全力で取り組みたいと思います」と意気込んでいる。

また、主人公・立花瀧の声を演じる神木隆之介も「『前前前世』を初めて聴いた時、これまで感じた事のない衝撃を受け鳥肌が立ち、自分の中で『君の名は。』の世界観が更に鮮やかになりました。RADWIMPSさんの素敵な曲を聴きながら、これから始まる声録りに向けて更に気合が入りました」と期待を寄せている。

『君の名は。』は、8月26日(金)より全国ロードショー
『君の名は。』は、8月26日(金)より全国ロードショー[c]2016「君の名は。」製作委員会

すれ違う男女の物語を、美しい色彩による精緻な風景描写と繊細な言葉によって紡ぎ出す“新海ワールド”と、独特の歌詞と音楽性で多くのファンを魅了し続けるロックバンドRADWIMPSの世界というかつてないコラボレーションが実現。RADWIMPSと新海監督は長期間にわたって何度も密なやり取りを繰り返し、妥協のない作業が今もなお、日夜繰り広げられているそう。いったいどのような作品が仕上がるのか、楽しみに待ちたい。【Movie Walker】

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