キャサリン妃、8千円の服でストリートチルドレン訪問
キャサリン妃が、50ポンド(約8000円)のエスニック風のワンピースにフラットシューズを履いてインドのニューデリーでストリートチルドレンに会った。ストリートチルドレンとは街頭で生活している子供たちのことで、彼らは親や成人によって保護や養育をされることがなく、路上で眠り、文字通りストリートで生活している。
キャサリン妃はGlamorousという量販店が販売している赤地にボヘミアンなプリントが施されたワンピースに身を包み、ゆるい縦ロールのヘアスタイルで、現地の駅で暮らしている子供たちと交流した。また、キャサリン妃はウィリアム王子と共に駅の近くにある子供たちのシェルターも訪れ、ストリートチルドレンたちと一緒にゲームをしたり、インド風に床の上に胡坐をかいて絵を描いたりして過ごしたそうだ。
ウィリアム王子が、駅で暮らす子供たちの保護にあたっているチャリティの代表に、子供たちの生活に危険はあるのかと質問すると、「はい。だから彼らはいつも一緒にいるようにします。我々は年間に7000人の子供たちの面倒を見ていますが、毎日40人か50人の子供たちが駅に到着します。彼らはしばしばトラウマや学習障害、ADHDを抱えていて、我々は特別なプログラムで彼らを助けています」
「どうかこれらの子供たちのことを世界に知らせてください。彼らは街の不良とか物乞いとか泥棒だと思われています。しかし、彼らは単なる子供なのです。彼らだって教育を受ける資格や、未来や人生を手に入れる資格がある。彼らにも子供らしく生きる権利があるのです」とチャリティの代表は語ったと英紙デイリー・メールが伝えている。【UK在住/MIKAKO】
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