硬派な記者からちょいエロな人妻へ。レイチェル・マクアダムスにギャップ萌え|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
硬派な記者からちょいエロな人妻へ。レイチェル・マクアダムスにギャップ萌え

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硬派な記者からちょいエロな人妻へ。レイチェル・マクアダムスにギャップ萌え

第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞に輝いた『スポットライト 世紀のスクープ』(公開中)で初来日し、愛くるしい笑顔でファンを魅了したレイチェル・マクアダムス。続く『サウスポー』では、ジェイク・ギレンホール演じるボクサーのセクシーな妻役を好演。ミニスカ、ボディコンワンピースを着たレイチェルは、フェロモンを炸裂させている。

レイチェル・マクアダムスといえば、『きみに読む物語』(04)、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』(13)などで人気を博した、ラブストーリーのアイコン的な存在だ。でも、『スポットライト 世紀のスクープ』で、カトリック教会の神父による児童への性的虐待を暴いていく女性記者役を熱演し、初めてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、演技力を見せつけた。

『スポットライト』では、役柄上、女らしさを封印したマニッシュなパンツルックで、仕事のできる女になりきっていたレイチェル。ところが『サウスポー』ではがらりと変わり、ボクシングのチャンピオンのちょいエロな人妻役を熱演。このギャップのすごさがたまらない。

とにかくレイチェルがまとっているコケティッシュな衣装が良い感じでエロイ。胸の谷間を強調したミニスカばかりだし、その上、足を組むので、一層エロさが倍増する。これなら、ジェイク・ギレンホール演じる夫もイチコロだわね、という説得力が、絵面だけ見ても十分に感じられる(笑)。

監督は『イコライザー』(14)など、硬派でリアリズムを追求した骨太な作品を手がけてきたアントワン・フークア監督。この方、アクション描写だけではなく、生々しい人間関係を描くことにも長けていて、『サウスポー』でも、夫婦の絆をかなり深掘りしている点が素晴らしい。

すなわち、ちょいエロな妻の魅力があるからこそ、『サウスポー』が単なるスポ根のボクシング映画という枠を超えた、愛情オシの映画に仕上がったわけだ。レイチェルを失った喪失感が大きければ大きいほど、愛のドラマが多くの人々の胸を打つことになる。そういう意味では、女子にも観てほしい愛の物語なのだ。【文/山崎伸子】

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