最小ヒーロー、アントマンがキャプテン・アメリカの筋肉に大興奮!?

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最小ヒーロー、アントマンがキャプテン・アメリカの筋肉に大興奮!?

アイアンマンとキャプテン・アメリカの対立から、アベンジャーズをニ分する“禁断の戦い(シビル・ウォー)”へと発展してしまう様を描いたマーベル最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)。本作から、キャプテン・アメリカチームに仲間入りする“最少にして最強の助っ人”アントマンの初登場シーンが解禁された。

キャプテン・アメリカチームの一員としてアントマンが参戦!
キャプテン・アメリカチームの一員としてアントマンが参戦![c] 2016 Marvel.

スコット・ラング=アントマンは、特殊なスーツの能力により身長1.5cmの姿に変身して戦うヒーロー。数々のマーベルキャラクターの中でも珍しい“お笑い担当”とも言える存在で、本作でのアベンジャーズに初めて会うシーンも思わず笑ってしまう仕上がりとなっている。寝ぼけながら呼ばれた彼は、対面した憧れの存在でもあるキャプテン・アメリカと「光栄です」と握手するが、「俺、手を握りすぎ」となかなか手を離さない。さらにキャップの鍛え上げられた胸の筋肉を両手でつかみ、「マジか」と興奮を隠せない様子。この姿にはファルコンやホークアイ、バッキー、スカーレット・ウィッチも思わず困惑してしまうほどだ。

今回、アントマンがキャプテン・アメリカ側につく理由は、実は“アイアンマンが嫌い”だからだそう。本作のジョー・ルッソ監督は「アントマンは反アイアンマンだから、キャプテン・アメリカ側につくのも当たり前なんだ」と解説する。というのも、元々アントマンのスーツはハンク・ピム博士が開発したもの。このハンク・ピム博士は『アントマン』(15)にも登場し、劇中で「アントマンのスーツはアイアンマンのとは違うんだ!」と敵意をむき出しにしている。それを聞かされていたアントマンも反アイアンマンに…ということらしい。

このように、単体でも楽しめるが、一つの世界観でそれぞれの作品がつながっていることもマーベル作品の魅力。『アントマン』ではファルコンが登場し、アントマンと激しいバトルを繰り広げていたが、ファルコンが今作で「次は負けない」とライバル心を燃やす姿もファンなら楽しめるはずだ。

また、キャプテン・アメリカを演じるクリス・エヴァンスは「僕は『アントマン』を見た時にファンとして楽しんだ一方、『うん、この男はぜひうちのチームに欲しいぞ』と一人でつぶやいていたんだ。今回共演できて最高だったね」と語っている。アントマン役のポール・ラッドも「この映画に関われた全ての時間を楽しんだよ。アベンジャーズに会えるなんてクレイジーなことだからね。初めて脚本を読んだ時『なんてこった、これは撮影が楽しくなりそうだぞ』とクスクス笑ったよ。正気の沙汰じゃないね」とアベンジャーズに仲間入りできたことを喜んでいたという。

キャプテン・アメリカチームの一員として、アイアンマンチームに立ち向かうアントマンは、はたしてどんな活躍を見せてくれるのか?言動で笑わせてくれながら、アクションシーンではあっと驚く戦いぶりを披露するアントマンから、目が離せない!【Movie Walker】

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