ハリウッドきってのマザコン男性は?10人を検証
ハリウッドで活躍する美男俳優たちは、映画界の最高峰と言われるアカデミー賞授賞式やプレミアイベントに、恋人ではなく母親を同伴させるなど“ママっ子”も多い。一歩間違えればマザコンと言われてしまいそうな男優10人を対象に、デイリー・メール紙がママっ子度を10点満点で検証している。
10位はブラッド・ピット(52)で、ママっ子度は2。2012年の『マネー・ボール』の授賞式に母親のジェーンを同伴した。同年の米大統領選挙の際にジェーンは、同性婚を支持するブラッドとアンジェリーナに対して、「同性婚に賛成している」という理由で、オバマ大統領候補不支持を地元紙に表明したことでアンジェリーナが激怒したと言われている。また男の子になりたいという次女のシャイロに、女の子らしいの洋服を買い与えるなど、アンジェリーナの意にそわないことも多いことから、いい距離を保ちながらもママっ子度は低いと言える。
ハリー・スタイルズ(22)もママっ子度は2。「ママとお姉ちゃんの影響を受けて育ったから、女性に対してリスペクトすることがたくさんある」というハリーは、昨年の12月の休日も母親のアンや姉と過ごしている。またハリーが7歳の時に離婚した母親のアンが2013年に再婚した際にも、ハリーが花婿の付添人を務めるなど、母親大好きながらもいい関係を保っているようだ。
トム・ヒドルストン(35)のママっ子度は3。12歳の時に両親が離婚して以来、女手ひとつで育てられたトム。「結婚恐怖症」と言われているトムは、「母親のダイアナと姉はとても強い。そういう部分がとても好きなんだ。女性は、強くて知的で繊細だと思う」と語っており、母親の影響を多分に受けているようだ。
ライアン・ゴズリング(35)のママっ子度は4。「母親のダナと姉の影響を受けて、僕も女性のように育てられた。だから女性が好きだ」と語っている。また強い女性が描かれている映画が好きだそうで、私生活でも、第2子妊娠中のパートナー、エヴァ・メンデスは7歳も年上だ。
ペネロペ・クルスの夫ハビエル・バルデム(47)のママっ子度は5。スペイン人女優の母ピラーの演技を見て育ち、母親の仕事に対する真摯な姿勢を尊敬してやまないハビエルが、2008年に『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞した際に同伴したのは母だった。母国語のスペイン語で母親に捧げる受賞スピーチも行っており、人生に多大なる影響を与えられたことを認めている。
コリン・ファレル(39)のママっ子度は6。コリンは、「父親は仕事が忙しかったから、幼少時代はほとんど母親のリタと過ごした。苦労も多かったから、今は思い切り甘えてくれていいと思っているよ。彼女は、テキサス州位の大きなハートの持ち主なんだ」と母親を絶賛している。
トム・クルーズ(53)のママっ子度は7。12歳の時に両親が離婚して以来、女手一つでトムを育ててくれた母親メアリー・リー・フェイファーについてトムは、「人間は、自分の人生を創り上げることができる。僕の母親もそうやって僕たちを育ててくれた」と語っており、2009年に『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』でゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされた際には、母親と一緒に授賞式に参加した。また昨年、メアリーが老人ホームに入居するまで、ビバリーヒルズのマンションで同居していたことはあまり知られていないが、正真正銘のママっ子だ。
ジョニー・デップ(52)のママっ子度は8とかなり高い。2004年に『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた際には、母親のベティ・スーを同伴させたジョニー。飲酒やカードゲームを好む母親だが、1998年には「Betty Sue」のタトゥーを刻む溺愛ぶりで、ヴァネッサ・パラディと14年間の関係にピリオドを打ったのは、ヴァネッサが母親の折り合いが悪かったからではないかと言われているほどだ。
ママっ子で有名なレオナルド・ディカプリオ(41)のママっ子度は9。レオが1歳の時に両親が離婚。女手一つでレオを育て、12歳の時「俳優になりたい」と言ったレオのために、仕事の傍らオーディションに連れて行ってくれたという母親のイルメリン。今年、『レヴェナント: 蘇えりし者』で悲願のオスカー受賞を果たしたレオは、母親を授賞式に同伴し、受賞スピーチで「あなた無しにはこのトロフィーは得られなかった」と母親に敬意を表している。今世紀最後の大物独身と言われるゆえんは、母親のお眼鏡にかなった女性を見つけられないことにある、とも言われており、ママっ子度は大だ。
ママっ子度10でハリウッドナンバー1のママっ子に堂々選ばれたのはブラッドリー・クーパー(41)だ。2011年に父親が他界してから、母親のグロリアと同居して2年になり、「母親と同居しない選択肢はありえない」と断言。バツイチのブラッドリーがなかなか再婚しない理由について様々な憶測を呼んでいるが、スキ・ウォーターハウスとの破局や、モデルのイリーナ・シェイクと1度破局したのは、母親が原因だったのではないかと言われている、筋金入りのママっ子のようだ。【NY在住/JUNKO】