貞子と伽椰子、イベント初対面でいきなり乱闘!デーモン閣下が制止
『貞子vs伽椰子』(6月18日公開)の完成記念イベントが5月23日に品川プリンスホテル クラブexで開催され、貞子と伽椰子が登壇。イベントに揃って登場するのは初めてとなり、ついに公の場での日本最恐ホラーヒロインの初対面が実現した。
『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子が共演を果たした本作。ホラー界の二大巨頭を同じ世界観の中に登場させ、まさかの接近遭遇と対決をクライマックスに据えたスーパープロジェクトだ。この日は、山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、俊雄、白石晃士監督、主題歌「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ」を担当するデーモン閣下も登壇した。
出演者がトークを繰り広げるなか、突如会場が暗転。デーモン閣下の呼び込みにより、まずは、伽椰子が俊雄とともにゆっくりと登場。続いて井戸から貞子から這い出てくると、伽椰子は貞子に襲いかかり、貞子も真っ白な手を伸ばして応戦。なんと初対面の瞬間から乱闘に発展し、これには会場も恐怖と喜びで絶叫だ。デーモン閣下が「ストップ!今日はこれくらいにしておこう」と二人の仲裁に入ってなんとかその場をおさめるなど、初の2大ホラーヒロイン揃い踏みは大盛り上がりとなった。
現在、映画公式ホームページ内では、貞子と伽椰子のどちらが勝つか投票をする予想する“総選恐”キャンペーンが開催中。ステージでは、公式ホームページの得票数と、この日の会場&ニコニコ生放送視聴者の投票を合わせた結果が発表された。結果、現時点では貞子が勝利。貞子は拍手をし、伽椰子は床を叩いて悔しがった。また、映画公開日に最終決定する敗者は初日舞台挨拶には参加できず、都内某所でゴミ拾いの罰ゲームが課されることが発表され、俊雄は呆然。会場もその姿に大爆笑だった。
もともと「ホラーが好き」という山本は、「『リング』『呪怨』の両方に出られる人なんていない。ラッキーって思いました!」とにっこり。白石監督は「『貞子vs伽椰子』というタイトルですから。がっつり直接対決をさせるんだということを常に念頭に置いていました。お客さんの見たいものが見られる!」と自信たっぷり。デーモン閣下も「観に行かないヤツは呪われる!」とサービスたっぷりにアピールしていた。【取材・文/成田おり枝】