“姉弟感”が凄い!水原希子と間宮祥太朗の意外な素顔
映画『高台家の人々』(公開中)で姉弟役として初共演した水原希子と間宮祥太朗。一見クールな印象の美形すぎる2人だが、その素顔はまったく飾り気がない、親近感たっぷりな仲良し姉弟だった!
本作は、妄想好きのOL・平野木絵(綾瀬はるか)と、人の心が読める“テレパス”の高台光正(斎藤工)との恋模様を描いたキュートでポップなラブストーリー。光正と同じくテレパス能力を持つ、高台家の長女・茂子を水原が、末っ子・和正を間宮が演じている。
実生活では妹を持つ水原は、兄弟関係が新鮮だったようで「男に挟まれて楽でしたね(笑)」と振り返る。一方、1人っ子の間宮も、撮影を通して兄弟がいる疑似体験を楽しんでいたという。「兄弟がいるっていいなって思いましたよ!特に茂子とは憎まれ口叩き合って喧嘩したり、とにかく楽しくて」。
また、2人の兄を演じた斎藤についても「3度目の共演なので変な気も使わず、すぐにお兄ちゃんと弟になれました。工さんは、口を開けば冗談ばかり(笑)。撮影中も笑いが絶えなかったよね」と間宮が語りかけると、水原も「私は、オススメの映画を教えてもらった!『ぴあフィルムフェスティバル』のチラシを見ながら、これ観たいねって話したりね」と、斎藤を本当の兄のように慕っている様子。
そんな3兄弟の見せ場といえば、テレパス能力を持つ者同士だからこそできる脳内会話のシーンだ。このシーンは、心の声を事前に録音し、その音声を流しながら動きを合わせるという撮影手法が取られた。表情やジェスチャーだけで本当に会話をしているように見せなければならない、難易度の高い撮影となったが…。
「『難しかった?』とよく聞かれるんですが、楽しかったよね!僕らの役はイギリスの血が入ったクォーターなので、英国紳士っぽいジェスチャーを研究しました。『こうしたらイギリスっぽい?』とか言って!」と、間宮が上流階級風(?)の優雅な手の動きを交えて説明。すると、それを見た水原は爆笑!「でも、お互いに目配せするすることが多くて、恥ずかしかったな(笑)」と、楽しそうに撮影の様子を語ってくれた。
「綾瀬さんに『本当のお姉ちゃんと弟みたい』って言われたよね」と振り返る間宮の言葉どおり、インタビュー中も写真撮影中も終始ツッコミを入れ合っていた水原と間宮。そんな自然体な2人の、ナチュラルな“姉弟感”にぜひ注目していただきたい。【取材・文/トライワークス】