いま、ブサカワ猫がアツい!?悶絶必至の萌え写真20点
「にゃらん」や「Y!モバイル」といったCMから雑誌の猫特集、ドラマ、映画、写真展…と、どこかしこで猫が取り上げられる空前の猫ブームの昨今。ここ数年、メディアに好まれる猫の傾向に変化が訪れているらしい…?タレント動物の事情に詳しい湘南動物プロダクションの坂本紀江さんに話を聞いてみた。
2007年に開始されたソフトバンクのCMでお父さん役の犬・カイが一躍人気を博すなど、そもそも数年前まで、タレント動物の主役は犬。「猫は犬のように忠実じゃないし、外に出ることが嫌いなんです。ですから屋外の撮影は難しい動物なんですよね」と坂本さんが明かすように、猫ブーム前の“ブッキング”は、犬が約7割を占め、猫は3割程度だったそうだ。
しかし、撮影に対応できる性格の猫がこれまでにも全くいなかったわけではない。「30年くらい前にジンゴロウという猫がいました。“年間1000万円稼ぐ猫”として有名になった猫なんです」。ジンゴロウは行儀の良さから撮影でも重宝されCMやドラマなどにひっぱりダコ。その当時は、シャムネコや黒猫のようなスッとしたビジュアルの猫がよく起用されていたという。
そして現在のトレンドは、ふくよかで丸顔のいわゆる“ブサカワ顔”。映画『高台家の人々』(6月4日公開)で、高台一家の愛猫ヨシマサを演じたオス猫・ティティはまさにこのタイプ。斎藤工、水原希子ら美男美女のキャスト陣の中で、ブサカワな存在感を発揮している。
ティティは、近年の人気ランキングでは上位のスコティッシュフォールド。特徴である垂れた猫耳の可愛さはもちろんだが、おデブな体型のフォルムと睨んでいるような目つきが、ティティのブサカワ的魅力といえよう。劇中でののっそりとした動きも、たまらなく愛らしい!
また、ティティのようなスコティッシュフォールドの他にも、ぺちゃんこ顔が特徴のエキゾチックショートヘアーや、足が極端に短いマンチカンなどが特に人気を集めている。今後、映画やドラマでどんなブサカワ猫が活躍するのか、期待して待ちたい!【取材・文/トライワークス】