三代目JSB岩田剛典、甘い定番ラブストーリーで女心を鷲掴み!?
梅雨入りが発表され、雨模様となったこの週末。雨を避けるように映画館へ足を運ぶ人が多かったのか、6月4日・5日の週末ランキングは全体的に好調な作品が多かったなか、遂に首位交代が起きた。
動員ランキングで初登場1位を飾ったのは、EXILE兼三代目J Soul Brothersのパフォーマーである岩田剛典と高畑充希が主演したラブストーリー『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』。全国307スクリーンで公開された本作は、土日2日間で動員26万4270人、興収3億4204万700円という好成績を収めた。
『図書館戦争』シリーズなど、女性人気の高い有川浩の小説を映画化した本作。そんな原作ファンからの支持はもちろんだが、やはり、岩田剛典の人気の高さが好成績につながっている。EXILEファミリーといえば、7月16日(土)より劇場版が公開される『HiGH&LOW THE MOVIE』などワルメン的な作品が多いが、その中でも岩田は爽やかな笑顔が人気のメンバー。山崎賢人や福士蒼汰ら恋愛ジャンルの作品でお馴染みの顔ぶれに、新たな風を吹かせてくれそうだ。
3位には『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』にも登場した人気キャラクターが主演のアクション『デッドプール』が登場。全国724スクリーンで公開され、土日2日間で動員24万8473人、興収3億8333万2900円をあげ、興収成績では1位に。全米ではR指定ながら規格外のヒットを叩き出しており、日本でも好発進といえそうだ。5位には綾瀬はるか主演のコメディ『高台家の人々』がランクインした。
『ズートピア』は惜しくも5週連続1位を逃したものの、土日2日間で動員26万3766人、興収3億5060万9200円という好成績をあげ、累計興収は遂に60億円を突破。『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』を上回り、2016年公開作No.1ヒットに躍り出た。新社会人として苦悩するヒロイン、ジュディの姿が共感を呼んでいるほか、隠しネタも多く“何度も見たい”というリピーターが多いため、これからも数字を伸ばしていきそうだ。【トライワークス】