ジョニデ、絵画9点をオークション出品で離婚資金作り?
ジョニー・デップが、約25年間にわたってコレクションしていたジャン=ミシェル・バスキアの作品を、オークションにかけることがわかった。オークションハウス、クリスティーズがプレスリリースで明らかにしたもの。
ピープル誌などによれば、ジョニーが手放すのは、主に1981年に創作された9作品。木製のドアにペイントされた「Pork」という作品だけでも、350万ドルから500万ドル(約3億7500万円から約5億3600万円)くらいの値が付くと言われており、9作品となれば何十億になるという。
アンディ・ウォーホルとも交流があったバスキアは、ストリートアーティストから1980年代のNYアート・シーンを席巻し時代の寵児となったが、1988年に27歳という若さでヘロインのオーバードーズによりこの世を去った。ジョニーはバスキアの、音楽を奏でるような、詩的で、繊細で、即時性のある作風に惹かれてコレクションを始めたという。
オークションサイトによれば、「オークション記録を破ったバスキア人気を受けて、ジョニー・デップと話し合いを続けてきましたが、ジョニーの理解と契約により、9作品を慎重に選定した」だそうだが、お気に入りのコレクションのこのタイミングでの売却は、離婚のための資金作りであることは明らかだ。
法律の専門家らは、「アンバー側からのDV申請により、離婚申請の際に要求して却下された生活費のサポート月額約560万円などの諸費用はジョニー側が支払うことになる」と語っており、「約15か月の短い結婚生活の代償はあまりに大きかった。絵画売却は、ジョニーの資金作りの序曲に過ぎない」とナショナル・エンクワイラーに関係者が語っている。【NY在住/JUNKO】
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