赤の女王の頭が大きくなった理由は?『アリス』新作の本編映像が解禁!
2010年に公開され世界的ブームを巻き起こした『アリス・イン・ワンダーランド』から6年、ついに待望の新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日(金)より公開される。この度、巨大な頭を持つ暴君・赤の女王イラスベス誕生の瞬間ともいえる特別映像が解禁された。
新作で描かれるのは、美しくも奇妙な“ワンダーランド”を再び訪れたアリスが、悲しい過去に心を奪われた友人マッドハッターを救うべく、時間をさかのぼる冒険へ出発するお話。『アリス~』といえば個性的なキャラクターが多数登場するが、なかでも赤の女王はひときわインパクトを放っている人物。巨大な頭、気に食わないことがあるとすぐ首をはねようとする残虐さは、一度見たら忘れられないほど強烈だ。
今回解禁された映像には、過去の世界に降り立ったアリスが赤の女王の戴冠式を目撃するシーンが収められており、なんと彼女の頭が大きくなった“秘密”が明かされる。当時は(比較的大きめではあるものの)まだ巨大とまでは言えないサイズの彼女の頭が、あることへの怒りと悲しみによってみるみるうちに巨大化してゆくのだ。
赤の女王を演じるヘレナ・ボナム=カーターはこの「頭が巨大化した秘密」について、「その理由が分かると、彼女は今までみんなが思っていたような人物ではなかったと分かるはずよ。たいてい、いじめっ子ってそんなものよね」と語る。
また、「赤の女王が唯一感情をぶつけることができる相手は妹のミラーナなの。怒ってみたり、混乱してみたり、イラスベスは妹になら、自分の感情を表現できるのよ」とも語っており、赤の女王が暴君化するきっかけは、妹である白の女王とのある確執にあった…!?悪い姉と善良な妹に見えがちなこの姉妹だが、実は姉妹がいる人ならだれもが共感するはずの、ささいなきっかけがすべての引き金になっているという。
果たして正反対な姉妹の過去に何があったのか?そんな赤の女王・白の女王の姿はもちろん、マッドハッターやチェシャ猫、双子のトウィードルディーとトゥイードルダムなど、おなじみの仲間たちの若かりし頃の姿も必見だ。【Movie Walker】