豪華出演者が浴衣で舞台挨拶に登場!斎藤工は自虐コメントで笑いを誘う
映画『全員、片想い』の初日舞台挨拶が7月2日に新宿バルト9で開催され、伊藤沙莉、中川大志、森絵梨佳、桜田通、広瀬アリス、斎藤工、知英、TAKUYA(CROSS GENE)、新川優愛、志尊淳、千葉雄大、橋本マナミ、横浜流星、加藤雅也が浴衣姿で登場。イケメンすぎる男装姿で現れた知英に、斎藤が謝罪する一幕があった。
本作は、14人の男女による8つの片想いの物語を描く、オムニバスラブストーリー。この日は主題歌を担当する黒木渚も駆けつけた。ズラリと豪華登壇者陣が並ぶ中、センター位置にいた斎藤は「今日の僕の立ち位置ですが、たまたまここになってしまって。すいませんでした!」と恐縮しきり。舞台脇には笹が飾られていたが、「僕は、本来なら笹より外にいるべき」と自虐コメントで会場の笑いを誘っていた。
知英は、エピソード4『片想いスパイラル』で性同一性障害を抱えた女性を演じている。知英は「自分が演じたのは、体が女性で、心は男性という性同一性障害の役。初日ということで今日は特別にこういう形で来ました」と挨拶。男性の浴衣の着心地を聞かれると、「斎藤さんの隣にいると自分が小さく感じる」と斎藤にチラリと顔を向け、「常に腰を伸ばしています」と斎藤に負けず男らしく見えるよう、背筋を伸ばしていることを告白。斎藤は「すいません」と再び謝罪し、会場を笑わせていた。
役づくりにも苦労があったようで、知英は「座り方や歩き方、声や、握手をする時の手の出し方など細かい部分まで、どうすれば男性っぽく見えるかなと、頑張ってやっていた」と振り返り、「TAKUYAさんもすごく助けてくれて。楽しい撮影でした」と共演者のTAKUYAに感謝しきり。
TAKUYAは「(知英は)日本語が本当に上手で、僕が習いたいくらい」とにっこり。男装姿については、「イケメンすぎますよね。こんな顔に生まれたかった」と語り、「男らしい仕草について努力しているのが見えて、本当に感心しました」と知英の努力家ぶりに驚いていた。【取材・文/成田おり枝】