室井滋、さかなクンの解説「ドリーはスズキの一種」にびっくり!

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室井滋、さかなクンの解説「ドリーはスズキの一種」にびっくり!

大ヒット作『ファインディング・ニモ』(03)の続編『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)の七夕プレミアが、7月6日に日本橋三井タワー内のアトリウムで開催。日本語吹替版キャストの室井滋、木梨憲武、上川隆也、中村アン、日本語版の海洋生物監修を担当したさかなクン、アートアクアリウムアーティストの木村英智が浴衣姿で登壇した。室井は「選挙もありますが、投票の後は『ファインディング・ドリー』です」と笑顔で呼びかけた。

室井たちは、木村が手掛けたアートアクアリウムの前でクロストーク。その後、さかなクンが、カクレクマノミ(ニモ)やナンヨウハギ(ドリー)についての知識を生披露すると、室井たちは終始感心していた。

室井が「ナンヨウハギは、カワハギと同じ種類じゃないんですか?」と質問すると、さかなくんは「カワハギはフグの一種、ナンヨウハギはスズキの一種で、違うグループなんです。ネコとモグラくらい違います」と解説。木梨も「さかなクンは、こういう説明をいつも日本中でやってるの?助かるなあと」とうなった。

上川も、さかなクンの説明に「完璧というか、よくわかりました」と頭を下げると、中村も「知ってから映画を観るとさらに面白いなあと」と感想を述べる。さかなクンは「知れば知るほど、お魚の世界はいいですね」と笑顔を見せた。

七夕ということで、それぞれが願いごとを書いた七夕飾りが披露された。室井は、『ファインディング・ドリー』の続々編を希望すると、木梨は自身が声をあてたマーリンが主役の『ファインディング・マーリン』を希望。上川は愛犬の健康を、中村アンは演じたジンベエザメのデスティニーとの再会を、さかなクンは魚の大漁を願った。

『ファインディング・ドリー』では、カクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、息子ニモを人間の世界から救出した冒険から1年後が描かれる。なんでもすぐに忘れてしまうドリーが、唯一忘れなかった家族を捜すため、ニモやマーリンと共に冒険の旅に出る。日本に先駆け全米で公開され、アニメーション史上全米歴代ナンバー1のオープニング成績を樹立した。【取材・文/山崎伸子】

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