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綾野剛、祖母から“日本一ヤバイ映画”の演技を褒められる!「剛、最高だったよ」

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綾野剛、祖母から“日本一ヤバイ映画”の演技を褒められる!「剛、最高だったよ」

映画『日本で一番悪い奴ら』(公開中)の大ヒット記念イベントが7月9日に丸の内TOEIで開催され、綾野剛、矢吹春奈、瀧内公美、白石和彌監督が登壇。第15回ニューヨーク・アジア映画祭でライジング・スター賞を受賞した綾野が、観客のスタンディングオベーションとフラワーシャワーに迎えられて登場した。

ライジング・スター賞は、“これからの世界的な活躍を期待する俳優”に贈られる賞。ニューヨーク・アジア映画祭では本作がオープニング作品として上映され、綾野も授賞式に参加した。

綾野は「ニューヨークでは街はもちろん、映画祭からもパワーを与えていただいた。こんな経験ができたのもこの作品のおかげ」としみじみと語り、ともにニューヨークに赴いた白石監督も「悪いことって世界のどこに行っても通じるんだなと思った。『ニューヨークにも悪い警察がいっぱいいるから、ニューヨークのコップにも観てもらいたい』と言われた」と現地の反応を語り、会場の笑いを誘っていた。

“日本警察史上最大の不祥事”と呼ばれる実際の事件をモチーフに、北海道警察・刑事の壮絶な26年を描く本作。過激かつ、意欲的な作品について、周囲も興奮の面持ちで感想を述べてくれるそうで、綾野は「リリー(・フランキー)さんから『剛、よくやった』とメールをもらった。本当にうれしかった」とコメント。矢吹が「こんな作品に出られたのは自分の人生の宝物」と力を込める中、瀧内は「おばあちゃんが観てくれて。『よくわからんかった』と言っていた」とぶっちゃけトーク。綾野は「うちの祖母は『剛、最高だったよ』と言ってくれた。うちの祖母はだいぶすごいですね」とうれしそうに話していた。

また司会から「この映画は日本で一番どんな映画だと思いますか?」とタイトルとかけた質問を投げかけられると、「日本で一番ヤバイ映画でしょうね」と綾野。観客に「皆さんはどう?」と話しかけるなど本作について話すのが楽しくてたまらないといった様子だったが、最後には「また白石監督と次回作こそ代表作だと言える作品を走って作っていきたい」とさらなる飛躍を誓い、会場から大きな拍手を浴びていた。【取材・文/成田おり枝】

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