監督が明言!“新女子バスターズ”は地球上で一番おもしろい!?
幽霊退治に奔走する中年男4人組の奮闘を描いた『ゴーストバスターズ』(84)を、女性4人組にして生まれ変わった『ゴーストバスターズ』(8月11日~14日先行公開、8月19日全国公開)。オトコには弱いけどゴーストにはめっぽう強いリケジョ4人の魅力とは?そのキャスティング秘話について、監督のポール・フェイグが明かした。
もともと84年版の大ファンだったというフェイグ監督。ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、アーニー・ハドソンのコミカルなやり取りが大好きだったようで「オリジナルが大ヒットしたのは、おもしろい4人の男たちがいたからで、それが『ゴーストバスターズ』の強みだった。だから本作でも4人の最高におもしろい人たちが必要だと思ったんだ」とキャスティングの決め手を解説している。
そして、フェイグ監督がシンプルに“おもしろさ”を追求した結果が、実力派コメディエンヌの4名だ。「いま地球上で一番おもしろい女性たちを集めたよ」と太鼓判を押しているが、実はオーディションをせずに監督自らが選んでいる。
フェイグ監督の『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(11)に出演し、監督とは旧知の仲であるエリン役のクリステン・ウィグ、そしてアビー役のメリッサ・マッカーシーについては「クリステンは本当におもしろい人で、彼女ほど私を笑わせてくれる人は世界中を探してもいないよ。それにクリステンとメリッサは相性が良いから、共演させない手はなかった」と絶大な信頼を寄せているようだ。
天才科学者ホルツマン役のケイト・マッキノンとゴースト捕獲係パティ役のレスリー・ジョーンズに関しても、監督がコメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に顔を出した際に、出演していた彼女たちに声をかけて直接オファーを出したという。4人のコメディエンヌたちのセンスを最大限に活かすために、監督はいたるところでアドリブ演技をさせたというから驚き。ユーモアあふれる新女子バスターズのやり取りに、頬が緩みっぱなしになること間違いなしだ!【Movie Walker】