エマ・ワトソン、「退屈な演説」と英紙に批判される
エマ・ワトソンが国連総会で行った最近のスピーチが、英紙ザ・サンの記者からこきおろされ、話題を呼んでいる。エマは大学内での性暴力問題を訴え、被害者の権利を認めるべきだと主張し、ネットでも多くのファンから賞賛の声が寄せられていた。
しかしザ・サン紙のジャーナリスト、ロッド・リドルは「メソメソした左翼っぽいポリティカル・コレクトネスに満ちた演説で人々を退屈させた」「セレブのほとんどは何も知らないくせに、どうして自己満足に浸るのだろう。アンジェリーナ・ジョリーは別のことで忙しいから、エマ・ワトソンが駆り出されたのだろう」とエマの演説を批判した。
これを受け、英国のロックバンドThe 1975のシンガー、マット・ヒーリーは「ブラウン大学を卒業したエマ・ワトソンが性暴力について素晴らしいスピーチをした。それについてザ・サン紙はこんな記事を掲載するなんて信じられない」とエマ批判記事の写真とともにツイートし、エマを擁護したと英紙インディペンデントが伝えている。
ザ・サン紙は「ロッド・リドルのように、セレブリティが他の人たちに物事を教える立場にあると思っていることに苛立ちを感じている人は大勢います」とコメントしている。【UK在住/MIKAKO】
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