映画とは別人!?笑顔のD・ワシントンが女性記者にハグ
アカデミー賞俳優デンゼル・ワシントンが最新作『サブウェイ123 激突』(9月4日(金)公開)を引っさげて来日。ザ・リッツ・カールトン東京で行われた来日ミニ会見から、デンゼルのとってもフレンドリーな人柄がうかがえた。
『サブウェイ123 激突』でデンゼルが扮するのは、ひょんなことから地下鉄ハイジャックの犯人との交渉を任される平凡な地下鉄職員ガーバー役。ガーバーと、ジョン・トラボルタ扮するハイジャック犯との頭脳戦を、トニー・スコット監督がスタイリッシュかつ骨太に描き出す。
実際にニューヨークの地下鉄で、危険と背中合わせでロケをした本作。デンゼルはイタズラっぽい笑みを浮かべてこう語った。「怖くて死にそうだったよ。列車はゆっくりめに走ってるけど、僕はその前を走らなくちゃいけなくて。転んだりしたら大変なことになるから(笑)」
会見中のデンゼルは、とにかくおちゃめ。たとえばデンゼルの大ファンだという女性記者が、緊張のあまりドギマギしながら質問すると、デンゼルは笑顔で席から立ち上がり、なんと彼女をハグしに行ったのだ! 舞い上がった女性記者は「すみませ〜ん!」と言いながらもちゃっかり彼と抱擁。うーん、役得! うらやましい〜。
また、ある若い記者の質問時には「君、いくつなの? 9歳くらいに見えるけど」と笑顔で尋ねたデンゼル。彼女が「26歳です……」と答えると、彼は笑顔で「Good luck!」とエールを贈る。
さらに、マスコミ席にいたお笑い芸人のダイノジのふたりから「ニューヨークヤンキースに松井(秀喜選手)は必要かどうか?」という質問が。デンゼルは「イチローがほしい(笑)。でも、松井も大好き。松井とイチローの両方がいい」とノリノリでコメント。
気さくな人柄でマスコミ陣を鷲づかみにして、会場を去ったデンゼル。演じているシリアスな役柄とのギャップが愉快だった。そんなデンゼルの“仕事”の顔は、スクリーンでたっぷりと堪能して。【MovieWalker/山崎伸子】