リリー・フランキーが小池徹平主演作の主題歌に初挑戦

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リリー・フランキーが小池徹平主演作の主題歌に初挑戦

小池徹平主演作『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(11月下旬公開)の主題歌が、リリー・フランキー率いるバンドTOKYO MOOD PUNKSの「ストロベリー」に決定した。

2ちゃんねるのスレッド文学を映画化した本作。小池扮する主人公「マ男」は、ニートからサラリーマンになったはいいが、勤め先がどうしようもない“ブラック会社”(=問題企業)だったという、いかにも今っぽい設定である。サービス残業は当たり前、無責任な上司に無能な同僚、無関心な社長etc. 粗悪な会社で奮闘するマ男に思わずエールを贈りたくなる作品だ。

TOKYO MOOD PUNKSは、リリー・フランキーを中心に、富澤タク a.k.a 遅刻(グループ魂、Number the.)、笹沼衣吉(SLY MONGOOSE)、松下敦(ZAZEN BOYS)、松田“chabe”岳二(CUBISMO GRAFICO)というメンバーで2006年に結成されたグループで、リリーは本作の物語をいたく気に入り、主題歌のオファーをふたつ返事で引き受けたとか。

「この曲は、ちょうど今回のお話をいただいた頃、ほぼ同時に作っていた曲です。詩の内容も、自分が感じる今の社会や会社が、若者や弱者を抑圧していること、彼らがその現実をあきらめて受け入れようとしていることに憤りを感じ、書いたものです。奇遇にも映画のテーマと重なる部分が多く、勝手に御縁を感じてしまいました」

これぞまさに以心伝心の組み合わせ。本主題歌「ストロベリー」(tearbridge records)は、10月28日から楽曲配信がスタートし、11月11日にCDがリリースされる。ぜひ、この主題歌を聴いて、いまなお続く不況を吹き飛ばしたいものだ。【Movie Walker】

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