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ヒューが語る、ウルヴァリンの意外な“セラピー効果”

インタビュー

ヒューが語る、ウルヴァリンの意外な“セラピー効果”

SF超大作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(9月11日公開)のキャンペーンで来日したヒュー・ジャックマン。ヒューにとって当たり役となったウルヴァリンだが、演じているとき、意外な“セラピー効果”を感じるという。

「ウルヴァリン役で怒りを表現するときは、自分自身の怒っている感情を利用しなくてはいけない。だからずっと怒っていると、自分のなかから怒りの感情が抜け出てしまう。それがセラピーになるんだよ。だから家に帰ると妻から『ウルヴァリンをやってる間はすごく穏やかでリラックスしてる感じでとってもいいわ』と言われるよ」

本家「X-MEN」シリーズ3部作も含め、本作でウルヴァリンを演じるのは4度目となるヒュー。野性味に溢れ、血の気の多いウルヴァリンは、常に笑顔を絶やさないジェントルマンである彼とはまったく違うタイプのようだ。

「ウルヴァリン役を演じることは、自分にとって常に“チャレンジ”なんだ。僕とはぜんぜん違う人間だからこそ、俳優としてやりがいがあるよ。ウルヴァリンはとても多くのものを抱えているキャラクターで、いろんな側面をもっているからね」

本作では、ウルヴァリンの謎めいた過去が明かされる。その哀しいバックグラウンドの物語によって、「X-MEN」のサーガはよりドラマティックになっていく。

すでに、日本を舞台にした『ウルヴァリン』の続編が決定しているし、磁力を操り金属を意のままにできる「マグニートー」が主人公の映画も製作されている。今後もヒュー演じるウルヴァリンはもちろん、本シリーズから目が離せない!【Movie Walker/山崎伸子】

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