“金ちゃん”とも共通点が!?濱田岳の蘭丸役が意外なほどハマる理由
auの人気CM「三太郎」シリーズの金太郎役で、すっかり“金ちゃん”として定着した感のある個性派俳優の濱田岳。そんな彼が、綾瀬はるかと堤真一主演の歴史エンタテインメント『本能寺ホテル』(17年1月14日公開)で、戦国時代随一の“美少年”と名高い森蘭丸役に挑戦。一見ミスマッチ(!?)と思いきや、意外なほどのハマリ具合を見せている!
京都を訪れたヒロイン・倉本繭子(綾瀬はるか)が、不思議な巡りあわせからなんと戦国時代へとタイムスリップ!“本能寺の変”前日の織田信長(堤真一)と出会うという奇想天外なストーリーが展開される。
濱田が演じる森蘭丸といえば、眉目秀麗な少年として言い伝えられている信長お気に入りの優秀な小姓。これまでの作品では三枚目な役どころを演じることの多かった濱田だが、果たして“蘭丸”のハマりっぷりとはいかほどのものなのか?
律儀で気の利く蘭丸だが、冷酷非道なお館様(=信長)の機嫌を窺っては右往左往…。日々胃の痛むような思いを抱えていた。だが、“濱田流の蘭丸”の真価は、綾瀬はるか本人を彷彿(!?)とさせる天然炸裂の繭子が出現してこそ発揮!戦国時代の慣わしをまったく知らずに天真爛漫な言動を繰り返す繭子のペースに、蘭丸は大いに振り回されることになる。
劇中では、信長の前で「『信長は鬼のように怖い』って、蘭丸さんが言ってました」と繭子にバラされ、「断じてそんなことは言っていなーい!」と必死に首を振るなんとも情けない姿や、繭子からもらった現代の胃薬の効き目に驚き、何度も礼を言う一幕が登場。ついつい同情してしまうような愛すべき蘭丸像が確認できるのだ。
濱田自身もこの役柄について「(観客の皆さんは)『蘭丸、お前かよ』とガッカリからスタートしているはずなので、後は上がるだけだと思っております(笑)」と、自虐的なジョークを交えてコメント。だが、『本能寺ホテル』に登場する愛すべき蘭丸は、親しみやすい濱田岳のキャラと相まってこそ!ぜひ劇場に足を運んで、“愛嬌たっぷりの森蘭丸”のギャップを楽しんでほしい!【トライワークス】