М・ストリープの反トランプ発言が米国を分断!
メリル・ストリープがゴールデングローブ賞授賞式の壇上で、名指しはしなかったが明らかにドナルド・トランプを批判し、ネットは大炎上。米国が2つの国に分断されたようになっていると英紙デイリー・メールは伝えている。
メリルは「ハリウッドはアウトサイダーと外国人だらけ。彼らを追い出そうとすれば、フットボールと総合格闘技ぐらいしか見るものはなくなる」と排外主義を皮肉り、「権力者がその地位を使って弱い者いじめをするなら、我々は皆負ける」と語った。
メリルのスピーチを絶賛するセレブたちがツイッターに殺到し、エレン・デジェネレスは「メリルのような人はいまだかつていなかった。彼女を愛している」とつぶやき、ジュリアン・ムーアは「サンキュー、メリル」、ベット・ミドラーも「メリル・ストリープに感謝。名前すら使わずに、授賞式で権力者に向かって真実を述べた」と称賛の言葉を惜しまなかった。
だが、一方ではメリルの発言に激怒した人々も大勢存在し、「メリル、わからないのか。あなたが今夜着ているドレスの金額が年収の人々もいるということが。彼らはエスケープしたいんだ」「メリルがゴールデングローブ賞を利用して総合格闘技をこきおろしているのが信じられない」などのツイートも。
FOXニュースの女性キャスターは「メリルのスピーチはなぜトランプが勝てたのかを示している。ハリウッドの人々がそれに気づきはじめないと、再びトランプを当選させる手伝いをすることになる」とつぶやいた。
しかしなかにはユーモアのあるツイートもあったようで「トランプはいま、7593回目の反撃ツイートの草稿を書いている。何度書いても締めの言葉が、『マンマ・ミーア!』(08)の君が好きだったよ、メリル。になってしまうからだ」「『セレブは政治に口出しするな』と言ったって、次の大統領はリアリティ番組のスターじゃん」などのツイートが寄せられている。【UK在住/MIKAKO】