全米映画俳優組合賞のワーストドレッサーはN・キッドマン
全米映画俳優組合賞の授賞式が1月29日にロサンゼルスで開催され、今年も数多くのハリウッドセレブたちがドレス姿でレッドカーペットに登場した。
「美しい」「スタイリッシュ」と称賛されたセレブたちがいた一方で、「?」とファッション評論家やジャーナリストたちの首をひねらせた装いがあったのも事実。今年はグッチのグリーンのロングドレスを着たニコール・キッドマンにワーストドレッサーの声が集まっている。
両肩に大きなオウムの顔の刺繍があしらわれたロングドレスは、エメラルドグリーンのスパンコールが全身に施され、立っているだけで眩しい迫力ある存在感。しかし、これはやり過ぎではないかと思われたようで、「『ドナルド・トランプを大統領として認める』という発言から人々の注目を逸らすため、派手な衣装を着るようにアドバイスされたのかな」
「オウム?なぜ?」「控えめにしたほうが効果的ということわざを知らない例」などのツイートが寄せられたと英紙デイリー・メールは報道した。
また、ドラマ「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」への出演で知られるケイリー・クオコのドレスもマルチカラーのトレンドに沿ったデザインだが、全身に花びらのモチーフをあしらい、メッシュ、フェザー、レースなど様々な素材を使ってゴテゴテした印象になってしまったと酷評されている。
さらに、ジャネール・モネイが着ていた全身に花のモチーフがあしらわれたグレーと黒のドレスも「くどい」、サルマ・ハエックのイエローのロングドレスも「造花とレースとリボンの3点使いは過剰」と書かれており、すっきり感のないドレスや“がんばりすぎ”が今年は完全にアウトだったようだ。【UK在住/MIKAKO】
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