1948年公開の映画 229作品

「馬車物語」の伊藤基彦のプロデュースに、原作は現在追放中の中河與一の小説「天の夕顔」の映画化、脚色は「富士山頂(1948)」の八田尚之である。「花ひらく(1948)」をプロデュースした阿部豊が「愛よ星···もっと見る

「好色五人女」につぐ大映京都の時代もので、脚本は東宝「新馬鹿時代」「青い山脈(1949)」（今井正と共同）の小国英雄、監督は「おしどり笠」「山猫令嬢」の森一生。大映と新契約した嵐寛寿郎が「闇を走る馬車···もっと見る

「夜の女たち」につぐ依田義賢の脚本を「彼と共に去りぬ」の小倉浩一郎、大曾根辰夫、服部幹夫が企画、演出、撮影を担当、出演者は「秘密(1948)」の原保美「男を裁く女」の徳大寺伸「美しき豹」の岡譲二（松竹···もっと見る

太泉スタジオと提携する吉本映画第一回自主作品。田村泰次郎原作『肉体の門』の映画化で、小崎政房が始めて製作を担当、舞台と同じく小沢不二夫が新たに脚本を書いている。最初東宝で滝村和男プロデュース、黒沢明監···もっと見る

「春爛漫狸祭」につぐ清水龍之介企画、「素浪人罷通る」「桜御殿」（マキノ映画作品）につぐ八尋不二の脚本を往年新興キネマ時代「城を守る少年」を世に問うた新人加戸敏が戦後第一作として監督する。（加戸敏は本名···もっと見る

「彼と共に去りぬ」につぐ小倉浩一郎の企画で、江戸川乱歩原作同名の探てい小説に取材し、「われ泣きぬれて」の沢村勉が脚本を書いた。「母の灯」以来一年ぶりの市川哲夫（市川春代の弟）が監督に当たる。新東宝の藤···もっと見る

「オリオン星座」「三面鏡の恐怖」の中代富士男企画。脚本は「面影」「三百六十五夜(1948)」等東宝で書続けて来た館岡謙之助、監督は「初恋物語(1947)」の小石栄一。主演は「山猫令嬢」のコンビ三益愛子···もっと見る

坪田譲治原作の「善太と三平物語　風の中の子供」「子供の四季」と続いて児童物に成功した清水宏（1）が独立して製作する作品で脚本も演出も清水宏（1）が当たっている。戦争初期一九四二年度の松竹京都作品「みか···もっと見る

「びっくりしゃっくり時代」の監督島耕二が構成し「女囚36号」の笠原良三が脚本を書き「東京の夜」の新人水野治が第二回作品として監督する。「ぜったい愛して」の日高澄子が東京に初出演して、小林桂樹と組み、ジ···もっと見る

アメリカＭ・Ｇ・Ｍ映画のアボット、コステロの凸凹コンビ、ローレル、ハーディの極楽コンビを真似て日本では松竹が大船でシミキン、堺駿二の凸凹コンビ、京都で岸井明と軽喜劇より転じた森川信ののらくらコンビで喜···もっと見る

「美女と野獣」「悲恋」と同じくアンドレ・ポールヴェ作品で、一九四三年に製作された。脚本は「悪魔が夜来る」と同じくジャック・プレヴェールとピエール・ラロシュが共同執筆したオリジナル物で、監督には「不思議···もっと見る

監督アレクサンドロフは「ストライキ」「戦艦ポチョムキン」「十月」「全線」等においてエイゼンシュテインの共同監督として著名であり、その作品には日本でも公開された音楽喜劇「陽気な連中」（一九三四）、「サー···もっと見る

「謎の下宿人」のマール・オベロンと「ルパン登場」のチャールズ・コーヴィンおよび「嵐の青春」「情熱の航路」のクロード・レインズが主演する映画。ルイジ・ピランデルロ作の戯曲「前の如く、前よりも良く」に基づ···もっと見る

歌手としてラジオ、楽壇、映画に人気の高いフランク・シナトラの「ハイヤー・アンド・ハイヤー」に次ぐ音楽映画で、同じくティム・ウィーランが監督した1944年作品。原作はマルクス兄弟が主演して映画化されたこ···もっと見る

「肉体と幻想」「緑のそよ風」のエドワード・Ｇ・ロビンソンが新人ロン・マッカリスターと共に主演する映画で、「我等の町」のソル・レッサーが製作したもの。サタデイ・イヴニング・ポスト所載のジョージ・アグニュ···もっと見る

「不死鳥」「噂の男」の小出孝の製作。脚本は「わが生涯のかがやける日」に次いで新藤兼人が執筆。監督には「炎とともに」に先立って中村登が当たる。カメラは「弥次喜多凸凹道中」「シミキンの探偵王」森田俊保。「···もっと見る

昭和十五年「白い壁画」以来八年ぶりの児井英生のプロデュースになり、原作は小島政二郎の「ロマンス」連載小説の映画化である。脚色は「馬車物語」「面影」につぐ館岡謙之助、監督は「花ひらく(1948)」につぐ···もっと見る

小川記正と須佐寛の共同製作で松竹大船の助監督柳沢類寿の原作を八木隆一郎が脚色し「偉大なるＸ」の大庭秀雄が演出する。カメラは「追跡者」の長岡博之が担当。出演者は「時の貞操」の原節子「駒鳥夫人」の宇佐美淳···もっと見る

「五人の目撃者」につぐ東横京都作品で、撮影所長のマキノ満男が自ら製作、企画を担当する。新東宝の「エノケンのホームラン王」と歩調を合わせて、同じサトウハチローが原作し「女の一生(1949)」「母と子」の···もっと見る

エノケンプロダクションの独立と「醉虎伝」以来エノケン主演映画50本記念を祝して製作される新東宝提携作品。原作は『サンデー毎日』八月の大衆文芸号に掲載されたサトウハチローの『青春野球手帖』で、製作はエノ···もっと見る