1959年公開の映画 751作品

長崎謙二郎の原作を「愛情不動」の依田義賢が脚色したもので、男子禁制の大奥内を舞台にした悲恋物語。「紅あざみ」の安田公義が監督し、「若き日の信長」の相坂操一が撮影した。

1958年度アカデミー賞で、作品賞をはじめ10個のオスカー賞を獲得したミュージカル・コメディ。監督は「バラの肌着」のヴィンセント・ミネリがあたり、女流作家コレットの原作を、アラン・ジェイ・ラーナーが脚···もっと見る

中村八朗の原作を、「がんばり娘」の馬場当が脚色したホームドラマ。「朝を呼ぶ口笛」の生駒千里が監督し、「バラ少女」の篠村荘三郎が撮影した。

「女の教室」の渡辺邦男と「弥次喜多民謡道中　奥州街道の巻」の本山大生の脚本を、渡辺邦男が監督したスペクタクル。撮影も同じく「女の教室」の渡辺孝。

小川正の「濡れ髪変化」より、「紅だすき喧嘩状」の大和久守正が脚色し、新人第一回の隅田朝二が監督した娯楽時代劇。撮影は「おしどり道中」の山岸長樹。

「おヤエの身替り女中」に続くおヤエシリーズの第四作。脚本・高橋二三、監督・春原政久、撮影・峰重義とスタッフは「おヤエの身替り女中」と同じ。

日刊スポーツ連載の秋永芳郎の原作を、「祈るひと」の三木克巳が脚色し、「俺は挑戦する」の松尾昭典が監督したアクションドラマ。撮影は「東京の孤独」の高村倉太郎。

サラリーマン出世太閤記シリーズの第四作。「続社長太平記」の笠原良三の脚本を、「結婚の夜」の筧正典が監督し、「鉄腕投手・稲尾物語」の遠藤精一が撮影した。

紡績工場を舞台に、そこに働く若者たちの青春を謳歌したドラマ。「こだまは呼んでいる」の棚田吾郎と、広渡常敏のオリジナル・シナリオを、「裸の太陽」の家城巳代治が監督し、「旋風家族」の藤井静が撮影した。

全国学園新聞に連載された蔦原万亀雄の「仰げば尊し」から三輪彰と宮川一郎が脚本を執筆した、勤評問題と取り組んだ異色作。「殺人犯・七つの顔」「続　殺人犯・七つの顔　解決編」のコンビ三輪彰が監督し、鈴木博が···もっと見る

日本全国各地に散在する物語の中から十篇を選び、弥次善多がこれの狂言廻しとなるというオールスターの娯楽映画。大蔵貢が製作・原作・総指揮にあたるほか、監督はそれぞれの物語を一人が担当し、近江俊郎が総まとめ···もっと見る

日本で公開中止になりかけた「夜と霧」の監督アラン・レネが、はじめて監督した、日仏合作のかたちの劇映画。日本ロケにやってきた、戦時中ドイツ人を恋人に持ったフランス女優と、広島の日本人技師との一日の恋が描···もっと見る

「素直な悪女」「月夜の宝石」のロジェ・ヴァディム監督作品。ヴェニス・ロケーションを背景に、謎の一女性をめぐる人間ドラマが、風変りな雰囲気をもって描き出される。原作・脚色はともにロジェ・ヴァディム自身。···もっと見る

「にがい勝利」のニコラス・レイ監督がアメリカに帰って作った、ミュージカル的要素を加味したラヴ・ロマンス映画。禁酒法時代のシカゴ暗黒街を背景にして、中年の弁護士とショウ・ガールの物語が展開する。レオ・カ···もっと見る

樫原一郎の原作を、浅野辰雄・関沢新一・瀬川昌治の三人が脚色したもので、五番町事件を背景に下積みの刑事を主人公とした社会的なホームドラマ。「呪いの笛」の酒井辰雄が監督し、「修羅桜」の倉持友一が撮影した。···もっと見る

谷崎潤一郎の同名小説を映画化したもの。「炎上」のコンビ和田夏十と長谷部慶次に市川崑が加わって脚色し、「さよなら、こんにちわ」の市川崑が監督した。撮影は「女と海賊」の宮川一夫。

沙羅双樹の原作を「素晴らしき娘たち」の棚田吾郎と佐伯清が脚色、「東京べらんめえ娘」の佐伯清が監督した伊達騒動とその中心人物原田甲斐の半生を描く一篇。撮影は「大菩薩峠　完結篇(1959)」の三木滋人。

愛の鐘運動を中心に、少年少女の非行化防止をテーマとした社会ドラマ。「男性飼育法」の八住利雄と、久松静児の脚本を、「愛妻記」の久松静児が監督し、「夜の闘魚」の高橋通夫が撮影した。