運命の玩具:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
運命の玩具
運命の玩具
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運命の玩具

1918年公開
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ストーリー

ジプシーの頭ファローズの妻ハガーは夫との仲に娘ゾラーのあるに係わらずグリスウォルドの甘言に迷わされ、夫を棄てて都へ出たが程なく見棄てられ男を恨みつ自殺し果てた。20年は夢と過ぎる。今は成人したゾラーはジプシーの群で牝鹿のように活発に日を送っていた。祭の夜出逢った青年弁護士リヴィングストーンの姿は彼女に初恋を覚えさせる。グリスウォルドはゾラーを見てハガーの子とは知らず手に入れようとし、恩を売るため彼女を都へ送って教育を受けさせた。ゾラーが帰宅した時は弁護士とグリスウォルドの娘ブランシェとの婚約披露の当夜であった。望みを失ったゾラーは心ならずも父程も年の違うグリスウォルドとの結婚を承諾した。結婚の当夜父から母ハガーの死因を聞いたゾラーは我身の因果を呪い、悪検事ベルモントからもらった眠薬を飲んで母の後を追おうとしたが、グリスウォルドは誤ってこれを飲み運命の神の手に依って正当な復讐が与えられる。この後ベルモントはゾラーが我意に従わざるを怒り夫殺しの罪人としてゾラーを起訴したけれどリヴイングストンは極力彼を弁護して無罪の判決をあたえさせた。ジプシーのグレッゴーが放った一弾はゾラーを傷つけたが、やがて傷も癒え、数奇な運命の手に弄ばれていた彼女は初めてリヴィングストンの愛の光に欲する身となった。

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作品データ

原題
Toys of Fate
製作年
1918年
製作国
アメリカ
初公開日
1918年
製作会社
メトロ・スキリーン・クラシック映画


[c]キネマ旬報社