アイス・キューブ
Craig
L.A.はサウス・セントラルに暮らす人々の日常生活を、ユーモア豊かに描いた1編。ラップ/ヒップ・ホップ界の大物で「ハイヤー・ラーニング」などで俳優としても活躍するアイス・キューブが初の脚本とエグゼクティヴ・プロデューサーを兼ねた主演作。監督はブラック・ミュージックの音楽ビデオで活躍するF・ゲイリー・グレイで、本作が映画デビュー作。脚本はキューブとDJプー。製作はパトリシア・カーボネット、エグゼクティヴ・プロデューサーはキューブとブライアン・ターナー。撮影はゲイリー・ライヴリー、美術はブルース・ベラミー。音楽はヒドゥン・フェイシズがスコアを書き、キューブ、ドクター・ドレー、2ライヴ・クルーらのアーティストの曲が全編に流れる。
さんさんと太陽が照りつけるL.A.はサウス・セントラル。クレイグ(アイス・キューブ)とスモーキー(クリス・タッカー)は現在、無職の身。彼らは金曜日も日の高いうちからクレイグの家の外に椅子を出して、日がな一日、無駄話に興じている。ガールフレンドとのいざこざや、向かいに住むセクシーな人妻の浮気騒動など近所の出来事を、スモーキーの好きなブラント(マリワナ)を片手に、時にクレイグも試してみながら見聞きし、話し続ける2人。しかし、そんな平和な町にも、やっかい者のディーボやマリワナ仲介業者ビッグ・ワームが持ち込むトラブルが発生。マリワナの売上金を巡る事件に巻き込まれたスモーキーを救うため、拳銃を手に立ち上がろうとするクレイグに、父親のジョーンズ(ジョン・ウィザースプーン)は素手で戦えと諭す。クレイグはその言葉どおり恋人のデビー(ニア・ロング)や妹のダナ(レジーナ・キング)ら大勢の見る前でディーボに立ち向かい、彼を倒した。
監督
脚本、製作総指揮
脚本
製作
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
音楽監修
字幕
字幕監修
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