ウィリアム・ボールドウィン
Joe
レズビアンの恋人たちとひとりのホストの奇妙な三角関係を描いた恋愛ドラマ。監督はポーランド出身で「アンナ」のユレク・ボガエヴィッチ。アダム・グリーンマンの原案を元に、彼とミッチ・グレイザーが共同で脚本を執筆。製作は「ユニバーサル・ソルジャー」のジョエル・B・マイケルズと、マシュー・アルマス。エグゼクティヴ・プロデェーサーは「プラインド・デート」のデイヴィッド・パーミュット。撮影は「レザボア・ドッグス」のアンジェイ・セクラ、音楽はリチャード・ギブスが担当。主演は「硝子の塔」のウィリアム・ボールドウィン、「ドラッグストア・カウボーイ」のケリー・リンチ、「ボクシング・ヘレナ」のシェリリン・フェンほか。
ニューヨーク。若き2人のキャリアウーマン、女医のコニー(ケリー・リンチ)と大学講師のエレン(シェリリン・フエン)はレズビアン関係にあったが、バイセクシャルであるエレンはコニーに突然の別れを告げる。彼女は姉の結婚式に出席するため、ホストのジョー(ウィリアム・ボールドウィン)をエスコート役として雇う彼は金でしか愛を得られない女性たちを相手に、空しい会話とセックスを繰り返す日々を送っていた。互いに孤独な境遇ゆえか、2人はすぐに意気投合し、コニーは自分とエレンとのことを打ち明ける。エレンに未練が残る彼女は、ひどい失恋を味わえば彼女もきっと戻ってくるはずだと言い、ナジョーのアドバイスに、再びジョーを雇い彼をエレンに差し向けた。ところがエレンの魅力にまいったジョーは、本当の恋に落ちてしまう。嫉妬にかられたコニーにつきまとわれ、2人の恋は何度か危機に見舞われる。エレンとコニーは、お互いの秘密は隠しあっていた。そんなある日、ジョーがケガを負い、コニーの勤める病院に運び込まれ、コニーとエレンは病室で鉢合わせしてしまう。エレンへの思いをどうしても捨てきれないコニーはついにジョーと自分の関係を彼女に告げる。ショックを受けたエレンは失意のまま立ち去るが、そこにコニーが現われる。ジョーとコニーの新しい関係が始まるのかもしれない。
Joe
Connie
Ellen
Micky
Yvonne
Alison
監督
脚本、原案
脚本
製作
製作
製作総指揮
撮影
音楽
美術
字幕
[c]キネマ旬報社