山の焚火:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
山の焚火
山の焚火
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山の焚火

1986年8月2日公開、120分
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広大なアルプスの自然のもとで暮らす山岳民の家族の姿を季節の移りかわりの中で描く。製作はベルナール・ラング、監督・脚本はフレディ・M・ムーラー。撮影はピオ・コラーディ、音楽はマリオ・ベレッタ、編集はヘレーナ・ゲレバー、衣裳はグレタ・ロドラーが担当。出演はトーマス・ノック、ヨハンナ・リーア、ドロテア・モリッツ、ロルフ・イリッグ、ティック・ブライデンバッハなど。2020年2月、デジタルリマスター版公開(配給:ノーム)

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ストーリー

1984年、アルプスの山奥。人里離れた農場につつましやかに暮らす一家があった。十代の姉ベッリ(ヨハンナ・リーア)、弟(トーマス・ノック)、母(ドロテア・モリッツ)、父(ロルフ・イリッグ)の四人だ。聾唖者の弟は、学校には通わず、山地で働く父の手助けをしながら、将来教師になることを夢見ている姉から文字や算数を教わっている。時々、奇妙な行動をとる弟に頭を悩ます家族だったが、それぞれ深い愛情に結ばれていた。夏も終ろうとしているある日、芝を刈っていた弟は故障した芝刈り機に腹を立ててそれを崖から突き落として壊してしまう。怒った父親は、彼を家から追い出し、山の一軒家に追いやってしまった。日がたっても弟はなかなか戻ってこないので心配した姉が弟を訪れる。久しぶりに再会する姉と弟。焚火を囲んで楽しく食事をした二人は一つの布団で寄りそって夜を明かした……。晩秋の頃、父が弟のもとへやって来た。微笑む父に抱きつく弟。平和な日々は再び始まろうとしていた。しかし、思ってもみない事態が起こった。姉が弟の子供を身ごもったのだ。ベッドに伏せる日が多くなる姉。冬を迎えたある日、姉は母にそのことを打ち明けた。その事に気がついていた母は、ただ黙認した。しかし、母からそのことを聞いた父は狂乱し、銃を持ち出して姉を撃とうとするが、止めようとした弟ともみ合いになり銃が発砲し、父が絶命。母もショックのあまり息を引きとってしまった。雪のふりしきる家で、姉弟で、両親の葬式を行なうのだった。

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予告編

2020/2/23(日)更新

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作品データ

原題
Höhenfeuer
製作年
1985年
製作国
スイス
配給
シネセゾン
初公開日
1986年8月2日
上映時間
120分
製作会社
ベルナール・ラング=AG


[c]キネマ旬報社