風が吹くとき:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
風が吹くとき
風が吹くとき
-

風が吹くとき

1987年7月25日公開、85分、アニメ/戦争
2
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

平和に余生をおくる二人の老夫婦を襲う核戦争の恐怖を描くアニメ。製作はジョン・コーツ、エグゼキュティヴ・プロデューサーはイエイン・ハーヴェイ、原作・脚本はレイモンド・ブリッグズ、監督は「宇宙の7人」のジミー・T・ムラカミ、音楽はロジャー・ウォーターズが担当。ディヴィッド・ボウイ、ロジャー・ウォーターズ、ジェネシス、ポール・ハードキャスル、スクイーズらの曲が挿入されている。日本語版監修は大島渚。台詞翻訳は進藤光太。声の出演は森繁久弥、加藤治子ほか。2024年8月2日より、日本語吹替版をリバイバル上映(チャイルド・フィルム配給)。

配信で観る

ストーリー

平和な英国の片田舎。ジム(森繁久弥)とヒルダ(加藤治子)は、残りの人生の後半を思い出の中で過ごす。二つの世界大戦をかいくぐり、子供を育て上げて、今は年金ぐらし。外世界との接触は、ラジオとTVと新聞位の二人は、ある日、戦争が起こったことを知る。ジムたちは、早速、政府発行のパンフレット通り、家のドアを取りはずして室内に簡易シェルターを作り、窓に白ペンキを塗ったり、前戦争のことを思い出して、グチをいい合いながら準備を進める。そして、ラジオは後三分で核ミサイルが飛来することを告げた。急いでシェルターに入る二人。落ちる原爆。すさまじい熱風が吹き、家の中はガレキと化すが、二人は生きていた。政府のパンフレットに従って、初めはシェルター内にいた二人も、室内なら大じょうぶだろうと、ガレキを片づけ始める。政府がいずれ救援隊をさしむけるはずと、安心している二人。だが、二人の身体は放射能に冒され始める。めまい、下痢、抜髪……衰弱していく二人は、シェルターの中で、抱き合うようにして、救援隊が来ることを信じて待つ。だが、訪れたのは二人の死だけだった--。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
When the Wind Blows
映倫区分
G
製作年
1986年
製作国
イギリス
配給
ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
初公開日
1987年7月25日
上映時間
85分
製作会社
メルトダウン
ジャンル
アニメ戦争


[c]キネマ旬報社