悪名一番勝負:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
悪名一番勝負
悪名一番勝負
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悪名一番勝負

1969年12月27日公開、95分
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今東光の原作を、「日本残侠伝」のマキノ雅弘と「刺客列伝」の宮川一郎が共同脚色し、マキノが監督したシリーズ第十五作。撮影は「刑務所破り」の今井ひろしが担当。

ストーリー

朝吉は、大西の賭場で暴れ、長屋の住人たちの用心棒になった。そこへ放れ駒の政吉が旅から帰ってきた。朝吉は、大西の賭場で負けた。旅の女賭博師おりんが、いかさまを見破って金を返したが、朝吉は受け取らなかった。大西は、花島の縄張りに新設される貨物の停車場の荷役の権利を狙って、関西鉄道の島田常務を抱き込み、花島を潰すため朝吉を子分にしようとしたが、朝吉は断わった。花島卯之助は渡世のことは何も知らず、代貸の白石が組を仕切っていた。白石も大西へ色目を使っていて、花島の女房お妙だけが気をもんでいた。遂に長屋の測量を始めたので、住人たちは騒然となった。その頃朝吉は、河内の親分河徳を訪ねて助力を頼んでいた。朝吉に心を寄せるやとなのお浜は、長屋を救うため、大西の女になる決心をしたが、なぜかおりんが助けた。そんな折、朝吉の弟分仙次がトラックにひかれて川に流された。それを見舞った花島は帰途、大西の許を訪ね、話をつけようとしたが、白石に斬られた。それを知った政吉は、殴り込みをかけたが、古傷の眼が痛みだし、何も見えず、大西の子分に斬り殺された。怒った朝吉は長屋を飛びだしたが、おりんが立ちはだかり、朝吉を傷つけて止めた。しかし、朝吉は傷をおさえ、大西の家に乗り込み、白石を斬り、大西を追いつめると長屋の連中のために誓約書を書かせた。

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作品データ

製作年
1969年
製作国
日本
配給
大映
初公開日
1969年12月27日
上映時間
95分
製作会社
大映京都


[c]キネマ旬報社