鞍馬天狗 一騎討ち:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
鞍馬天狗 一騎討ち
鞍馬天狗 一騎討ち
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鞍馬天狗 一騎討ち

1952年9月25日公開、73分、時代劇
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綜芸プロの竹中美弘の企画により、オール読物所載の大佛次郎の新作鞍馬天狗を、「新やじきた道中」の民門敏雄が脚色し、「続・赤穂城」の萩原遼が監督に当っている。出演者は、天狗でおなじみ嵐寛寿郎がやるほか、「母の山脈」の宮城千賀子、「風の噂のリル」の中村是好、清川荘司、河津清三郎等である。

ストーリー

幕府の大勢漸く崩れかけてきた頃、鞍馬天狗は薩長連合を促進すべく梅小路卿を動かす事を策していたが、当の卿は贋鞍馬天狗によって誘拐されてしまった。卿の身の上を気遣う帯留の寮人お登勢の弟角太郎が何者とも知れず刺された事から、彼女は狂乱に陥っていたが、これにつけこんだ新撰組の隊士初瀬川は、仇は天狗だと口まかせをいって、彼女に不義を働くのだった。そこへ卿の身柄と引替えに大金をねだる天狗状が舞いこんだ。お登勢の注進によって西大谷墓地に新撰組は待機し、一方天狗の正体を明すべく、天狗の出現に目を光らせていたが、現れたのはお登勢の父の門弟松谷だった。しかし天狗は松谷と初瀬川の関係を臭いとにらんだ。新撰組の桂小五郎襲撃の際、桂の身代りに現れた天狗は贋天狗初瀬川のことで強く近藤勇に迫り、近藤も断固初瀬川を糾したが、開き直った初瀬川は不敵な企みを洩した。初瀬川との愛欲を後悔していたお登勢は、これを聞いて一切を知り、天狗の許に走ったが留守の為松谷を訪れ、檻禁されていた卿と杉作を逃した。二人の失踪を覚り激昂した初瀬川は松谷を斬りお登勢に迫った時、杉作の知らせで天狗が駈けつけ、お登勢も間髪を入れず初瀬川を刺した。折から新撰組が肉迫してき、鞍馬天狗は河原の死闘の後、大刀を口にザンブと淀の流れに飛びこんで逃れ去った。

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作品データ

製作年
1952年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1952年9月25日
上映時間
73分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


[c]キネマ旬報社