危うし!鞍馬天狗:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
危うし!鞍馬天狗
危うし!鞍馬天狗
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危うし!鞍馬天狗

1953年10月20日公開、80分、時代劇
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大佛次郎の原作に取材した鞍馬天狗映画で、加藤泰のシナリオを「青空大名」の萩顔遼が監督し、「片目の魔王」の杉田正二が撮影している。出演者は「鞍馬天狗と勝海舟」の嵐寛寿郎、岡譲二、かつら五郎、「若君逆襲す」の宮城千賀子、「砂絵呪縛(1953)」の香川良介など。

ストーリー

慶応元年春。四ツ谷鎮守に発見された旗本佐竹主水之正の死体を町方同心鹿塩東蔵、矢島喜平が他殺か否か争うのを、見物の一人の浪人が死因は池殺であると言い放った。江戸に現われた鞍馬天狗である。やがて天狗は数名の武士に襲われるが、これらの事件の裏には長洲征伐をめぐる旗本達の行動が関係あると目星をつけ、一味の折井新助を訪ねるが、新助も何者かに短銃で射殺された。死体の懐中には柳橋の芸者粂次の手紙があった。翌日、高杉晋作が吉兵衛と共に京から天狗を訪ねて来たが、天狗と高杉の密談を廊下で立聞きしていたのは、意外や粂次であった。鹿塩は天狗の人柄にひかれて、其の後も意気投合し、浮世風呂の二階で行われた勤王浪士の密会へ、捕方を率いて踏みこんだ際、始めて天狗の正体を知り愕然とする。しかし、とっさに杉作を逃してやる。天狗は阿修羅の奮闘で浪士達を次々と逃した後、自らは大川に飛びこむ。粂次は尚も天狗の隠れ家を探すが、病父の世話をしてくれる優しい浪人が天狗であると知って心をうたれた。回漕問屋西国屋紋兵衛らの仲介で根岸丹後守、松平主税之助は長洲征伐の軍資金をロシヤから融通させる事を企んでいたのだが、秘密が洩れるのを恐れて次々と殺人事件を生んでいたのだ。彼等は秘密が天狗に覚られたのを知り、彼等を裏切った粂次、杉作を囮に天狗を向島鉄杏屋敷に誘い、遂に天狗は杉作、粂次を救う条件で捕われの身となった。

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作品データ

製作年
1953年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1953年10月20日
上映時間
80分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


[c]キネマ旬報社