底抜け青春音頭:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
底抜け青春音頭
底抜け青春音頭
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底抜け青春音頭

1952年12月18日公開、87分
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新東宝の杉原貞雄と福島通人の製作により、「トンチンカン捕物帳 -まぼろしの女-」の八住利雄のシナリオで同じく斎藤寅次郎が監督している。撮影は友成達雄。キャストは「歌くらべ荒神山」の田端義夫と川田晴久、「カルメン純情す」の堺駿二、「銭なし平太捕物帳」の柳家金語楼と木戸新太郎をはじめ清川虹子、伴淳三郎の喜劇陣とほかに星美智子、月丘千秋などである。なお本年度最高殊勲選手の巨人軍別所選手が特別出演している。

ストーリー

南ヶ丘大学の学生、畑、井坂、佐々はビルの窓拭き、オートバイでの映画館のフィルム運び、家庭教師とそれぞれアルバイトしながら、下町の古レコード屋の先輩田川の二階に共同生活をしている。村尾先生は三人の恩師で今はしがない商売をしているが、三人は先生を御馳走しようと旧友別所を誘って貯金を始める。佐々の姉みどりは川倉床司の社長川倉との仲に出来たマル子を育てながら彼と結婚出来る日を待っている。ある日畑がビルの窓を拭っていると川倉の秘書で畑の恋人である明子が川倉に接吻されようとしているのを見て、畑は落胆し、佐々の母おくみは興奮のあまり卒倒し、みどりは絶望してマル子を宇井の託児所へやる。畑は失恋の痛手から、佐々は母や姉の事から、思いきり酒でも飲んでと二人が先生の為の貯金箱を失敬にいった時は、貯金箱は既に無かった。盗んだのは井坂だった。彼の恋人ガソリン・スタンドの春惠の妹の入院で、金が要ったのだ。この三人泥棒の鉢合わせがきっかけとなって、来合わせた田川の新妻君子の父古山の智恵でおくみとみどりの問題解決に乗り出す事になった。だが川倉は宇井の手先の花売り娘となったマル子に泣かせられ、駈けつけた古山とおくみに責められて、みどりとマル子の将来を約束した。村尾先生の報恩会は田川を加えた四人のバンドで始まり、優勝した巨人軍の別所が野球場から馳せ参じ、先生も娘の明子も嬉し泣きして盛会だった。

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作品データ

製作年
1952年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1952年12月18日
上映時間
87分
製作会社
新東宝


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