陽気な探偵:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
陽気な探偵
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陽気な探偵

1954年7月28日公開、89分、コメディ/サスペンス・ミステリー
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「快盗三人吉三」の若尾徳平が脚本を書き、「こんな美男子見たことない」の西村元男が監督する探偵喜劇で、撮影は糸田頼一である。出演者はアチャコ(宝さがし百万両)とエンタツ(重盛君上京す)のコムビに、江利チエミ恵ミチ子(よい婿どの)、沢村みつ子の三歌手、「家庭の事情」のトニー谷、「初笑い寛永御前試合」の相馬千恵子などである。

ストーリー

探偵学校を卒業した阿茶夫と円太郎は二人で一人前という証書をもらい私立探偵業をはじめた。ある夜そば屋の女房おとよの素行調査のため劇場地下室へ来た二人は、図らずもそこでモデル根本蘭子の殺人事件に相遇したが、その耳のイヤリングを手掛りに捜査を始めた。そして同じイヤリングをつけたモデル歌手マリ子に逢ったが、一方蘭子のイヤリングは掃除婦であるおとよが拾って娘のみつ子にやっていたので、阿茶夫は人気歌手のチエミに紹介する約束でみつ子からそれを貰った。二人はマリ子のいるファッション・ショウに乗りこんだが、モデル学校長は元の探偵学校長で、問題の同形のイヤリングはデザイナーの岩村がマリ子と蘭子に贈ったものであると判った。殺人とイヤリング--手掛りを掴んだと喜ぶ二人を嘲笑するのは美容師の澄子で、彼女は二人を岩村に紹介した。岩村は蘭子殺しは校長の息子克太だと云うので、両探偵が後をつけ、克太とマリ子が「蘭子なんか死んだ方がよかったんだ」と囁いているのを目撃した。だがある夜、両探偵は岩村をはじめ無気味な一味に襲われ、逃げこんだ地下室で瀕死の男が「唖の男だ」という一言を残して息絶えた。これを事件解決の鍵として頭をひねる二人は、暫くして澄子とキャバレーで会う約束をした。敵の術中に落ちたのだ。密輸団の親玉で、蘭子殺しの張本は澄子であった。蘭子はイヤリングに麻薬を入れて使用していたが彼らを裏切ったので殺されたというわけである。命も危うくなった二人は、駈けつけた警察の手を借り一味を捕えて名を上げた。

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作品データ

製作年
1954年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1954年7月28日
上映時間
89分
製作会社
東京映画
ジャンル
コメディサスペンス・ミステリー


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