身代り紋三 地獄屋敷:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
身代り紋三 地獄屋敷
身代り紋三 地獄屋敷
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身代り紋三 地獄屋敷

1955年10月11日公開、86分、時代劇
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野村胡堂の小説を「長脇差大名」と同じく松浦健郎と神戸浩が共同脚色し、加戸野五郎が監督、「りゃんこの弥太郎」の岩佐一泉が撮影を担当した。主なる出演者は「男一匹」の若山富三郎、「美女決闘」の長谷川裕見子、「下郎の首」の小沢栄、「男一匹」の黒川彌太郎、花柳小菊、新人中村又三郎など。

ストーリー

水戸浪士鎬木紋三郎は井伊大老暗殺の密書を携えた鵜飼幸吉、大関和三郎らと京から江戸へ向う途中、片瀬の浜で白狐と名乗る謎の怪剣士白縫虎五郎の指揮する捕吏に囲まれたが、自ら鵜飼と名乗って縄を受け、その隙に大関と鵜飼は危地を逃れた。白狐は女隠密人魚のお浪から、紋三郎が偽鵜飼だと聞くが、紋三郎はあくまでも本人だといい張るのだった。紋三郎奪回を狙う大関は、紋三郎の許婚で、火薬学者の娘お筆と神奈川宿で地雷を爆発させ紋三郎を救い出そうとするが失敗に終った。やがて、紋三郎は大老の懐刀宇津木六之亟の地獄屋敷へ送り込まれた。そこには多数の志士が監禁されていた。怪力で縄を切った紋三郎は茶室に迷い込み、六之亟の娘お妙と知った。その日から自由の身となった紋三郎は大関に会い、井伊大老に開国政策中止を説き、もし容れない場合は斬殺すと語った。しかし、お筆から渡された書状を見て、自分か大老の落胤だと知り愕然とした。ある日、品川沖に海釣りの舟をならべ、紋三郎は大老に迫ったが、激した紋三郎の心をしめつけるものは、断ちがたい肉親の愛であった。素性を記した書状を大老に渡すと、彼は朝霧の中を漕ぎ去った。品川の浜辺に着いた紋三郎に白狐が斬りつけた。紋三郎が斬り倒し覆面をはいで見ると、それは意外にもお妙であった。

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作品データ

製作年
1955年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1955年10月11日
上映時間
86分
製作会社
新東宝
ジャンル
時代劇


[c]キネマ旬報社