警視庁物語 魔の最終列車:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
警視庁物語 魔の最終列車
警視庁物語 魔の最終列車
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警視庁物語 魔の最終列車

1956年3月8日公開、60分、サスペンス・ミステリー
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前号「警視庁物語 逃亡五分前」と同じく“警視庁物語”シリーズの一つで捜査陣側の顔ぶれは前作と同じであるが新しく「宇宙人東京に現わる」の山形勲、「戦慄の七仮面」の千石規子、「流星空手打ち」の浦里はるみ、「名君剣の舞」の三笠博子等が出演する。

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ストーリー

夜明け前、東北本線上り貨物列車の郵便車が列車強盗に襲われ、乗務員二名即死、一名重傷という事件が突発した。警視庁捜査一課が現地検証の結果、一人以上の共犯者があること、兇行に使用した拳銃は三二口径ゲルニカ、犯人は兇行後赤行のうを奪い列車外に逃れ、そこに待ち伏せていた共犯者と逃走したことなどの三点が浮び上った。生き残った乗務員を調べた宮川刑事は外部の人間による犯行と断定、一方、長田刑事らは北浦和近くでゲルニカ拳銃の薬莢と、共犯者が使用したと推定される車の轍を発見した。さらに轍を辿って地取りを続けるうち、一行は一通の封書を発見したが、宛名の木村雄三を江東区の自宅に尋ねた両刑事は、木村が数日前から行方不明で、勤務先のキャバレー「八番街」も二日前から辞めていることを知った。そのとき宮川刑事は「八番街」の前に駐車していた高級車が犯人使用の車と同型であることを認めたが、その車には森田商事のネーム・プレートがつけられてあった。翌朝、木村は中央線の線路上に轢死体となっていた。死後轢断と推定された。木村の遺骸を引き渡す際「八番街」のマダム蘭子も立ち会ったが、彼女が森田商事の車に乗っていたことから長田刑事が森田を洗ったところ、森田こそ京都の銀行ギャング事件の一味であることが判明した。だが、長田刑事が逮捕状を携えて駈けつけたとき、逸早くも森田、蘭子一味は問題の高級車で逃走を企てていた。時を移さず緊急手配の指令が全都のパトロール・カーに発せられ、やがてその一台から森田の車を発見した報せが入った。やがて深夜の路上で凄惨な自動車追撃戦の末、森田一味は捕えられた。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
初公開日
1956年3月8日
上映時間
60分
製作会社
東映東京
ジャンル
サスペンス・ミステリー


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