大学の石松:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大学の石松
大学の石松
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大学の石松

1956年5月18日公開、76分
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平凡に連載された宮本幹也の原作を、「黒帯有情 花と嵐」の松浦健郎が、山崎巌と共同脚色した“石松もの”の続篇。監督は「水戸黄門漫遊記 怪力類人猿」の伊賀山正光(正徳改め)。撮影は「鼻の六兵衛」の福島宏。主な出演者は「無敵の空手! チョップ先生」の高倉健、藤里まゆみ、「頑張れゴンさん」の山口勇、花澤徳衛など。

ストーリー

昭和大学の学生石田松夫こと石松は千葉県佐原の親分で製粉業をいとなむ石田庄之助の息子であった。同級生の加宮由紀は石松とは喧嘩友達であったが心では彼を愛していた。ある日、学校の帰途、メリケンの鉄に追われる娘千春を救ったことから石松達は鉄の親分の土建屋早川伝八が大学の附近にホワイトハウスという怪し気なソープランドを建てているのを知った。学生達は反対運動を始めることにした。石松は庄之助の子分もぬけの辰から早川はかつて父親のところにワラジを脱いだことのある旅鴉だったことを聞かされた。石松は千春を友人の大政こと大野政治のアパートに預けようとしたが大政がそこを追い出されてしまったので哲学の先生で次郎長こと清水次郎吉の家に預かってもらうことにした。早川は千春のことをタネにして庄之助が東京に持っている縄張りを手に入れようとした。千春がある日誘拐された。石松はハウス問題を父に頼んで早川に話をつけて貰おうと佐原に向ったが庄之助は学生のくせに余計なことに口を出すなと取り合わなかった。ホワイトハウス開店の日、単身早川の前に出かけた石松は捕えられて監禁されたが息子の身を案じて現われた庄之助やその子分達に救い出され、早川方と大乱闘が始まった。駈けつけた学生達の応援の中で石松は早川や鉄を倒した。警察の手も動き、ホワイトハウスは閉鎖されることになった。誘拐されたと思った千春は、もぬけの辰が気をきかしたつもりでかくまってあった。学園には平和が戻った。石松と由紀の喧嘩友達的友情も当分続いて行くことであろう。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
初公開日
1956年5月18日
上映時間
76分
製作会社
東映東京


[c]キネマ旬報社