戸田恵子
アンパンマン（声）
シンデレラの絵本の世界を救うために、アンパンマンたちおなじみの面々が活躍する姿を描いたジュブナイル・アニメーション。原作は製作総指揮も務めるやなせたかし。監督は「アンネの日記(1995)」の永丘昭典。脚本は米村正二。レギュラーの声優陣に加え、ゲストとして「エコエコアザラク」シリーズで知られる女優の吉野公佳がヒロインの声をつとめたのも話題となった。“アンパンマン・ミュージアム”オープン記念映画。全日本私立幼稚園連合会、社会福祉法人日本保育協会推薦。
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ストーリー
ある日、メロンパンナは図書館で、王子様と結婚したシンデレラのガラスの靴が、突然二手に別れてどこかへ飛んで行ってしまったことから、おとぎの国が不幸に見舞われるという内容の「シンデレラ」の続編の絵本を見つけた。しかも、不思議なことに絵本は途中で途切れてしまっている。メロンパンナが「おとぎの国へ行くことができたら、ガラスの靴を見つけてあげるのに」と思っていると、絵本の中からふくろうのホッピーが現れ、アンパンマンたちにガラスの靴探しの協力を求めてきた。承諾したアンパンマンたちは、ホッピーの案内で絵本の中へ入っていく。その様子を覗いていたばいきんまんとドキンちゃんも、彼らの後を追った。落雷に襲われホッピーと離れ離れになってしまったアンパンマンは、おとぎの国の遺跡でガラスの靴を発見し、カボチャ顔の少女・カボちゃんと知り合いになるが、そこへ現れたばいきんまんたちにガラスの靴とカボちゃんを攫われてしまう。カボちゃんからガラスの谷のことを聞き出したばいきんまんは、谷に住む魔神ガラゴンからもう一足の靴を騙し取るが、ドキンちゃんがシンデレラでないことを見破ったガラゴンは攻撃を仕掛けてきて、遅れてお城にやってきたアンパンマンたちも、ガラゴンによってガラスに閉じ込められた。しかし、カボちゃんがガラゴンに靴を投げつけた瞬間、全ての魔法が解け、カボちゃんはシンデレラに、ガラゴンは王子様に、ホッピーも妖精に姿を変え、アンパンマンたちも助かるのだった。おとぎの国を救ったシンデレラたちは国を再建するために城へ戻り、アンパンマンたちも絵本の外へ戻っていった。
キャスト
吉野公佳
カボちゃん（シンデレラ）（声）
中尾隆聖
ばいきんまん（声）
かないみか
メロンパンナ（声）
伊藤美紀
ホッピー（妖精）（声）
飛田展男
ガラゴン（王子様）（声）
鶴ひろみ
ドキンちゃん（声）
肝付兼太
ホラーマン（声）
冨永みーな
ロールパンナ（声）
増岡弘
ジャムおじさん（声）
佐久間レイ
バタコ（声）
山寺宏一
チーズ（声）
島本須美
しょくぱんまん（声）
柳沢三千代
カレーパンマン（声）
スタッフ
監督
永丘昭典
脚本
米村正二
原作、製作総指揮
やなせたかし
作画監督、キャラクター・デザイン
前田実
製作
加藤俊三
撮影
長谷川肇
撮影
トムス・フォト
音楽
いずみたく
音楽
近藤浩章
音楽ディレクター
山田慎也
音楽ディレクター
国分信弥
美術
横山幸博
編集
鶴渕允寿
編集
鶴渕編集室
音響監督
山田悦司
音響監督
山田智明
音響効果
糸川幸良
特殊効果
林好美
助監督
佐藤豊
助監督
島崎奈々子
企画
武井英彦
プロデューサー
前田伸一郎
プロデューサー
中谷敏夫
プロデューサー
柳内一彦
主題歌
ドリーミング
整音
柴田伸弘
整音
田口信孝
色彩設定
多胡涼子
色彩設定
大橋朝子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 1996年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 松竹富士
- 初公開日
- 1996年7月13日
- 上映時間
- 60分
- 製作会社
- 日本テレビ放送網＝松竹富士＝キョクイチ東京ムービー＝フレーベル館＝バップ＝やなせスタジオ作品
[c]キネマ旬報社
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