椅子に座り続ける中年男の姿を映し続け、それとシンクロしない形で流れ続ける連続殺人犯の告白のモノローグを組み合わせて、現代社会における闇の部分の照射を試みた実験作。「アムステルダム・ウェイステッド!」はじめ、オランダを拠点にラジカルな表現活動を続ける新世代の映像作家イアン・ケルコフ監督作品。告白はチャールズ・マンソン、テッド・バンディなど現実の殺人者のほか、J・G・バラード、ヘンリー・ロリンズなどのインタヴューや著作からそれぞれ引用。製作はケルコフと本作でも撮影を担当したキャメラマンのユースト・フォン・ゲルダー。編集はレネ・A・ヘイゼカンプ、ヘルベルト・ファン・ドロンゲレン。録音は「ヨハネスバーグ・レイプ・ミー」のフォッケ・ファン・サネ。出演はロドニー・ベダル、ケイン、ローランド・セルナ、監督のケルコフほか。
ストーリー
※実験映像のためストーリーは割愛します。
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作品データ
- 原題
- The Monologues from the Lives of the Serial Killers
- 製作年
- 1994年
- 製作国
- オランダ
- 配給
- スタンス・カンパニー
- 初公開日
- 1999年7月2日
- 上映時間
- 58分
- 製作会社
- イアン・ケルコフ作品
[c]キネマ旬報社