デアデビル|MOVIE WALKER PRESS
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デアデビル

2003年4月5日公開,103分
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「スパイダーマン」に続く新たなアメコミ・ヒーローが日本上陸。特殊能力をもつ盲目の弁護士が、傷だらけになりながらも巨悪に挑む姿を描くドラマチックな痛快作だ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

昼は盲目の弁護士、夜は悪党たちと闘う“デアデビル”という二重生活を送るマット。そんなある日、恋人エレクトラの父親が殺される現場に居合わせた彼は犯人と間違えられ、愛する彼女から命を狙われることに。

作品データ

原題
Daredevil
製作年
2003年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス映画
上映時間
103分

[c]2003 Twentieth Century Fox Film Corporation and Monarchy Enterprises S.a.r.l [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.3
  • みるみる

    3
    2019/11/7

    スカッとしたヒーロー物ではなく何とも重苦しい感じがする不思議なストーリーでした。アメコミ系は詳しくないので比べられませんが大人のヒーローですね。盲目になったせいで超人的な肉体に鍛え上げたわけで、変身するわけではないし不死身でも無いのです。
    夜のダークな印象と反対に昼間の弁護士の同僚のゆるい感じがほんわか感を出していて良かったです。コリン・ファレルの「俺もコスプレしたい」には笑った。主人公が真面目で硬いので悪役がこれ位オカシイ方が面白いです。ラストの裁判で勝った青年のハグ攻撃も微笑ましい。

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  • nick

    3
    2006/10/5


    目の見えないスーパーヒーローが街の悪に立ち向かう話。
    背景にあるのは復讐心。

    主人公の生い立ちからドラマは始まります。
    盲目で超人というデアデビル(ベン・アフレック)の誕生秘話です。
    小学校高学年ぐらいの少年時を描いています。目が見えなくなった理由、
    異様なほどの正義心と、超人的な能力を身に付けた理由が明らかにされます。

    そして、いよいよ本筋。
    表の顔は弁護士で、裏の顔が、法の網をかいくぐる悪を処刑するデアデビル。
    その二つの人生を生きるアフレック。の話が始まります。

    先に親しんでいる、バットマンやスパイダーマンとどうしても比べてしまいますね。
    作品全体のダークな雰囲気がバットマン風で、
    超人的な活躍がスパイダーマン風。
    どちらかというとスパイダーマン寄りですが…
    両方のエッセンスが混ざってはいるが、まったく別物という印象ですね。

    やはりここでも、最近のヒーローものに多い"正義のヒーローとしての自己懐疑"
    に苛まれる主人公の姿を描いています。
    正義とはいったいなにか、という問いですね。

    他のスーパーヒーローものではエピソードのひとつでしかないその問いに即して
    ドラマが進むというのが、本編の第一の特徴ですね。物語の中心にありますから。

    アフレックの葛藤は現実の問題に反映されて、現実的な答えが出ます。
    ここが珍しい。主人公は自ら導いた答えを現実に反映させていきます。
    精神的に成長するんですね。
    それにまつわるように、一般的には続編の2や3で描かれるような話を
    この作品に惜しみなく盛り込んでいます。

    悪役(コリン・ファレル)の描き方も独特。
    こんなに強いんだという敵役の描写があって、それを倒す主人公というのが
    定石ですが、本編の場合は最初にあまりスゴまない。でも実際は強くて、
    主人公は苦戦を強いられます。

    恋人役(ジェニファー・ガーナ-)も独特。
    一般的には、主人公に助けられてばかりの恋人役ですが、
    本編ではとある誤解から主人公をその手で窮地に陥れてしまいます。

    その恋人との濡れ場がまた繊細というかなんというか…

    そして、
    この主人公は明らかな弱点を持っているということですね。それが、
    スーパーマンの宇宙の石みたいに特別なものではないのがツライ。
    だからすぐに主人公は弱くなります。

    といろいろな点で一般的なヒーローものとは違います。

    で結果的に
    ヒーローものにあるスカッとする爽快感はありません。クライです。
    が、主人公の誠実さや真摯な姿は、
    他の作品では観られないほど表現されています。僧侶のようです^^
    知っているヒーローものの中で道徳心とナチュラルな頭の良さはピカ一、
    みたいな。変な言い方ですが^^;

    ヒーローものというよりも、クライムストーリーの雰囲気がありました。
    ヒーローものを期待するとその地味さに???となります。
    映像も暗い(照明のこと)場面が多いです。
    でも、なんとなくいいです。独特で。

    ラストのタイトルロールの中間にワンカットあります。お見逃しなく。


    マーク・スティーブン・ジョンソン 監督 2003 アメリカ


    ^^ゞ ジョー・パントリアーノ(デアデビルを追う記者の役)
    「マトリックス」で、モーフィアスが敵に捕まるきっかけを作った
    仲間を裏切る役。ハリソン・フォードの「逃亡者」では、おしゃべりで
    ちょっといい加減なFBIの一人。コメディの名作「赤ちゃんのおでかけ」
    では赤ちゃんを盗むトンマな泥棒一味の一人。

    この人はなにを観ても役作りが徹底していて、スゴイの一言。
    大抵の役者はそれまでに培われた先人が作り上げたイメージに
    引き摺られるものですが、彼だけはまったくそれがない。
    いつもゼロから役を作りあげて、そら恐ろしいほどの完成度を見せてくれます。
    役を作り過ぎると大抵は浮いてしまってみてられませんが、この人は違う。
    作りまくっているのにまったく浮いていない。
    本編でもその存在感は圧倒的。ほんの三つか四つぐらいの少ない出演シーンで、
    物語全体の奥行きを出すのに貢献しています。
    どうしたらあんな離れ業ができるのか一度御本人に訊いてみたい。

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    ネタバレあり
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