採金者の妻:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
採金者の妻
採金者の妻
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採金者の妻

1922年公開
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「天使の愛」などと同じくベン・ウィルソン監督ロイ・スチュアート主演のアロウ映画で、相手役は「庭園の名花」「$対$」など出演のキャスリーン・カーカムで、そのほか「紐育の丑満時」「永遠の母」などに出演のアール・メトカルフも共演する。原作者ピーター・B・カインは目下はパラマウント社でジャック・ホルト映画の原作を書いている人である。

ストーリー

ジム・バレンティンは採金のためエロウ・ジャケットの町へ来たが思わしくなく、寂しさのあまり東部にいる妻のカルメンを招くことにした。妻はその途中無頼漢のカービーや、昔の恋人カースンに遇った。町へ来たカルメンは夫との平凡な生活にあきて来たが、やがて夫婦間に一事件が持ち上がった。それは夫婦が悪人カービーから踊り場への招待を受けた時の2人の意見の相違からであった。妻は遂にカービーの招待に応じて踊り場に行ったので、ここにジムとカービーとの争闘が起こった。彼女は驚き逃れて桑港へ行ったカースンの元へ走ったが、紳士的なカースンはジムに同情して彼女を再びエロウ・ジャケットの町へ帰した。併しジムは破れたる心を抱いて敵なき復讐の念にのみかられて漂浪の男となり2人は相会はなかった。彼は砂漠中である男を助けたのが因でやがてその男の豊かな鉱山で共同経営することとなった。再び町に帰り今は母となったカルメンは生活のため酒場に勤めていたが、ここでまた夫婦は再会した。併し己が子と知らずしてジムは妻の相手を写真によって邪推し復仇を決心した。しかもその写真の主は現在の共同経営者、それはカースンであった。怒り狂った彼がカースンを将に爆死せしめようとした刹那後追いった妻の弁解で始めてカースンの立派な人格を知り夫婦の間は始めて諒解ある仲となった。

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作品データ

原題
Back to Yellow Jacket
製作年
1922年
製作国
アメリカ
配給
松竹輸入
初公開日
1922年
製作会社
アロウ映画


[c]キネマ旬報社