監督・ばんざい!|MOVIE WALKER PRESS
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監督・ばんざい!

2007年6月2日公開,104分
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海外の映画祭に常連となった世界のキタノが「映画ファン必見」と語る、13本目の監督作。北野自身がモデルであろう主人公が、映画製作で困難にぶつかる姿を笑いたっぷりに描く。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

映画監督のキタノが、得意ジャンルのバイオレンスを封印すると宣言した。その後、彼はラブストーリーやホラー、SF、時代劇など思いつくまま新作の企画を練るが、そのたびに何らかの理由で製作中止になってしまう。

作品データ

製作年
2007年
製作国
日本
配給
東京テアトル/オフィス北野
上映時間
104分

[c]2007「監督・ばんざい!」製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

2.6
  • たっかん

    4
    2013/8/18

    この映画、北野武監督の(きたの人形の)身体検査で始まり、終わる。
    映画の中身も、北野武監督が、自分の中身をさらけ出したような様々なジャンルの映像がてんこ盛り。
    なかなか面白い作品であった。

    暴力団争いバイオレンス場面から始まるが、「ギャング映画は撮らない!」と言った手前、『小津安二郎風ののどかな映画』として『定年』なる映画を撮る。この時、しっかりと小津監督のようにローアングルで撮っている。
    次に、「北野監督はまだラブストーリーを撮ったことがない」と言って、脚本が途中までしか無かった『追憶の扉』を撮ったり、昭和30年代の映画『コールタールの力道山』なる映画を撮ったりする。
    『能楽堂』なる恐怖映画を撮れば、コメディになってしまう。
    チャンバラ映画、SF映画、ラーメン屋の話、ワールドカップのジダンの頭突き、マトリックス風の映像、など入れながら、次々と小話が進んで行く。

    北野武監督の頭の中を見たような気がする映画であった。
    とても楽しく観ることができた娯楽作。

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    ネタバレあり
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  • tom

    2
    2008/10/26

    すいません。
    クスクス笑っちゃいましたが
    僕には無理です。
    北野ワールドには入りきれませんでした。
    面白いシーンもかなりありましたが
    全体を通して映画としては…ゴメンなさい。
    何かを言おうとしているんでしょうが
    それが何かは結局分からなかった。
    そんな難しい事考える映画じゃないのかもしれませんが
    北野作品となると身構えちゃいます。
    でも井手博士は大好きです。
    あのキャラは最高♪

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  • Zell

    4
    2008/4/2

    これは北野氏の私小説である。
    自分の現状を素直に白露したものであって、掌(たなごころ)の私小説ととらえればいい。
    映画的にも破綻しているとも思えない。

    当然北野氏はこの映画のヒットなど望んでいまい。自分自身のために撮ったのだから。

    僕は単純に現在の彼の悩みを理解し、何を考えているのか理解し、北野氏はこの映画で、ちょっぴりお気楽に自分の一里塚を築いた。

    自殺した伊丹十三氏も気楽にこんな映画を合間に作っていれば、長期間映画を撮れていたのに、と思いめぐらせてしまった。

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