ジージャー・ヤーニン・ウィサミタナン
ゼン
タイで爆発的大ヒットを記録した痛快アクション・ムービー。最強美少女との呼び声が高い新人女優ヤーニン・ウィサミタナンが披露する、目にもとまらぬアクションに注目だ。
※結末の記載を含むものもあります。
日本人ヤクザの父とマフィアの女だったタイ人の母との間に生まれた娘ゼン。美しく成長した彼女は驚異的な身体能力を備えていた。やがてゼンは病気の母の治療費を工面するため、母がかつて金を貸した男たちから強引に金を回収する事に。
ゼン
マサシ
ナンバー8
ジン
ムン
製作総指揮
製作、監督
製作、アクション監督
製作
脚本
脚本
撮影
美術
アート・ディレクター
衣装デザイン
編集
編集
音響効果
音楽
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超興奮。これにつきる! マッハ!!!!の時もそうでしたが、とにかくタイ映画のアクションは凄い。 ワイヤーアクションは少なく、どれもこれもとにかく痛そうだ。 そう、今のタイ映画はかつての香港映画。 僕が大好きなジャッキー・チェンやサモハン・キンポーが大活躍だった頃の香港映画だ。 最近の香港映画のアクションシーンにはその頃の輝きは見られない。 そんな時に颯爽と出てきたのはタイのムエタイアクション。 今作もその血筋を色濃く受け継ぎ、しかも主人公の女の子は超カワイイのに超強い。これはとにかくヤバい。 戦いの目的や理由なんてそんなに重要じゃない。悪い奴が居て、誰かのためにソイツをやっつけようとする強い奴が立ち上がる。そして傷だらけになって悪い奴をやっつける。これでいいんです。 これからのアクションはタイ映画に任せましょう。香港映画も奮起して欲しいですけどネ!
とにかく格闘シーンたるや絶句の連続です。本当にノーワイヤー・ノースタントなのかと思うくらいの激しいアクション。ラストの三階建ての建物の壁をつかったアクションは、主人公の身体能力の高さに本当に驚かされます。 ツッコミ所もあるものの気になるレベルではなく、色々な映画のオマージュもあり、また主人公の役など、なかなかハリウッドや日本映画では見られない、楽しめる映画。