ノルウェイの森|MOVIE WALKER PRESS
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ノルウェイの森

2010年12月11日公開,133分
PG12
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87年に刊行された村上春樹の世界的ベストセラー小説を、20年以上の年月を経て実写映画化したラブストーリー。松山ケンイチ扮する大学生ワタナベが2人の女性のはざまで心を揺らすさまを、「青いパパイヤの香り」の名匠トラン・アン・ユンが、原作の持つ切ない世界観そのままに、みずみずしく映し出す。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

高校時代に親友キズキを自殺によって失ったワタナベは、ショックから自分のことを知らない土地である東京の大学へ進学する。ある日、ワタナベは偶然にもキズキの恋人だった直子と再会し、彼女に惹かれていく。その後、2人はお互いを思い合うも、キズキを失った喪失感から体調を崩した直子は京都の療養所に入院することになる。

作品データ

映倫区分
PG12
製作年
2010年
製作国
日本
配給
東宝(提供 「ノルウェイの森」パートナーズ(アスミック・エース エンタテインメント=フジテレビジョン=講談社=産経新聞社=WOWOW=電通=住友商事)
上映時間
133分

[c]2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    やまひで

    2.0
    2011/7/19

      村上の原作の題名が『ノルウェイの森』であり、これが1965年に発表されたビートルズの曲と同名であるとすれば、当然この曲の中身も作品の内容と関係はしていないか。そう思って、歌詞を調べてみた。すると、歌い出しはこうである。
    I once had a girl, or should I say, she once had me...
    She showed me her room, isn't it good, norwegian wood?
    そして、女の部屋の床に座って女のワインを飲みながら、夜中の2時まで話したら、それで終わって、男はバスタブで寝た。朝には女はもう出かけて、男は一人。こんな内容である。注意したいのは、一行目で、最初は本人の男が女にかまをかけたと思ったら、実は男が女にかまをかけられていたという訳である。この視点を、本作の主人公「渡辺」に当てはめると、これが意外とよく合う。直子は、渡辺を愛してもいないのに関係を持つ。緑は、本人曰く、元々恋人がいるのに、渡辺に接近してくる。れいこは、自分の「生」を取り戻すために、渡辺と「性」を交わし、北海道に旅立っていく。要するに、主人公の男を巡って女たちが配置されていると言うよりは、主語・目的語の関係が逆転している関係、つまり、渡辺は猿回しのサルになっていると言えるのである。そして、この主・客の転倒が、本作のメッセージ性の希薄さにつながっているのである。直子という愛する者を喪失した悲しみを、海辺でただ大声を出して泣いたから、それで悲しみが乗り越えられて、今度は手を裏返したようにすぐにでも緑との新しい人間関係を切り開けるものだろうか。そんな浅薄さは、当時の大勢としての政治化した学生たちからの、意識化した隔離の自己正当性さえも行わない、渡辺の思想の怠惰にもつながってはいないか。映画の初盤で使われた学園闘争は、ただの風景でしかなかったのであり、それはまた、社会性を欠く監督トラン・アン・ユンの、映画的美意識の本質なのでもある。

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  • rikoriko2255

    ミチさん

    5.0
    2011/1/1

    原作未読故、違うかもしれませんが、自然が人間を癒すなんてのは嘘っぱちで、ときには、凶暴な自然が人間を破壊することがあるかもしれません。所詮、人間と自然とは、相容れないもの、と私は思っています。
    村上春樹の忠実な読者でない私が言うのも変なのですが、男と女の会話が永遠に続くというのも、春樹自身が二手に分かれて、会話している為じゃないでしょうか。つまり男も女も彼の分身。
    春樹の小説が売れるのも、また私が苦手なのも、ひとつは今の男性の「あるべき姿」が、「女性をあるがまま受け入れること」としている点で、とにかく迫られると簡単に寝てしまう。
    これは、昔ながらの男子の伝統とは随分違う気がします。どちらかと言うと一昔前の女性の役割論ではないでしょうか。(昔の文学のテーマの男女の役割が逆転しているような気がします。)
    菊地凛子は、間違いなく良いです。全身全霊で女優やっていますね。ちょっと他の人にはマネできない。ただ、例の『バベル』でせっかく脱いでくれたのに、その部分では、ちょっと期待外れかな。
    松ケンは本当に良い役者ですね。ちょっと素人っぽいところをウリにしていたのに、『誰かが私にキスをした』あたりから、堂々とした演技に変わって来ました。凄い!自分に自信が付いたかな?

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  • rikoriko2255

    barney

    3.0
    2010/12/5

    1970年代の学生運動のころのお話???
    その時代の若者や学生たちはいろいろ病んでいて、このころはこうだったって感じの映画???
    一緒に行ったパパっちよりはもうちょっと年代は上ではあるけど、このころはこんなんだったかな~ぁと、懐かしがってたような???

    だから若者にはどうだろう??? 淡々とした感じであまり受け入れられないかも???
    でも本はベストセラーになってるんだから、そうとも言えないかな???

    淡々としてたものの、その時代の若者の悩みや取り巻くいろんなものがある意味おもしろくも感じた。
    やっぱ描き方は、フランス映画っぽい感じかな!?!?

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