スウィーティー(1929):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
スウィーティー(1929)
スウィーティー(1929)
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スウィーティー(1929)

1929年公開
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ジョージ・マリオン・ジュニア氏とロイド・コリガン氏との合作に成る脚本で、「グリーン家の惨劇」「撮影所殺人事件」等と同じくフランク・タトル氏が監督した。主役は「踊る人生」「恋愛行進曲」のナンシー・キャロル嬢で、喜歌劇のスターだったヘレン・ケーン嬢がお目見得をする外、「野球時代」「ストリート・ガール」のジャック・オーキー氏、「フーマンチウ博士の秘密」ウィリアム・オースティン氏、新進のスタンリー・スミス氏、その他ウォーレス・マクドナルド氏スチュアート・アーウィン氏等が出演して居る。カメラは「恋人強奪」「赤い髪」のアルフレッド・ギルクス氏である。

ストーリー

ベルハム大学のサッカーチームのキャプテン、ビフ・ベントリーは、作曲もするし唄も唄う器用な男で、コーラス・ガールのバーバラと恋仲であった彼はバーバラと結婚する為に学校を止そうとしたが、来るべき対抗サッカー試合に出場して20年来の雪辱をしなければならぬとコーチに訓され、バーバラとの結婚を延期しようとした。バーバラはベルハム大学の前校長ベルハム氏の姪である事が判り、ウィロウ教授に迎えられて、大学の女校長となる。大学の隣にあるトウィル女史経営の女学校にはヘレンと言うお産婆女学生が居て、サッカー選手アクセルを励まして練習をさせていた。バーバラ歓迎の舞踏会が開かれた時、ビフはバーバラの冷たい態度を憤って侮辱したのでバーバラはサッカー選手一同に英語の試験を課し、故意にビフを落第させ、オーグルソープ大学との対抗試合に出場出来ないようにした。しかしアクセルやフレディーのビフに対する友情に動かされ、ビフに再試験を許して及第させる。試合の前日、バーバラは言葉の行き掛かり上、オーグルソープ大学の持主へ試合に負けたら、ペルハムを引渡すと言う賭けをした。いよいよ試合の当日、ペルハムの主将ビフは、バーバラとの争いに気を腐らして失策ばかり出し、ベルハム方が危うくなったが、バーバラはビフを激励したので、最後の一蹴に彼の奮闘は相手を打ち破る事が出来た。

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作品データ

原題
Sweetie
製作年
1929年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント映画
初公開日
1929年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社